食に対して尋常ではない情熱を傾ける、秋元康、小山薫堂、中田英寿、見城徹が厳選したとっておきの店を紹介する、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2022」。身体が肉を求めるのは、生命力のバロメーター。精力的に仕事と向き合うために欠かせない“肉食レストラン”の最新版！ 秋元康が定期的に利用するという、東京・西葛西の焼肉店とは？ 【Part6：肉の魔力】
ロースターいっぱいに肉をのせて一気に焼く"関西スタイル"の焼肉の名店で、ホルモンを堪能！ ツラミやアカセンなど関西焼肉ではおなじみの部位のホルモンも。
秋元康「焼肉やっちゃんの大ぶりカットのホルモンと〆のカレーおじやが絶品！ 」
大衆から高級までイマドキの焼肉店の選択肢は幅広いが、時々無性に恋しくなるのは、心のままに肉を焼いて食べ、気取らず飲める"原風景"のような店。連日、お客でにぎわう東京・西葛西の下町焼肉『焼肉やっちゃん』の魅力とは?
秋 定期的にうかがわせていただく焼肉店はいくつかあるのですが、去年は『焼肉やっちゃん』率が高かったです。
見 西葛西の。僕も秋元に誘ってもらって行ったけれど、確かに美味しかった。
中 見城さんは港区、中央区が拠点というイメージがあるから西葛西は意外ですね。
駅から徒歩5分ほどの場所にある人気店。店内はカウンターのみ。オープンと同時に席が埋まることも多い。
見 そうなんだよ。でも秋元が絶対に美味しいですから、と言うから気になるでしょ。それで実際に行ってみたら、タンもハラミも美味しかった。自分の守備範囲を超えて、焼肉の良店に出会えた。
秋 カウンターだけの、ザ・町焼肉といった雰囲気なのですが、まず肉のカットがすごい。ここの厚切りタンは、一人前と思えないボリュームなんです。メニューは上タン塩と上ハラミと上ミノみたいな感じでとてもシンプルで潔い。これをひたすら本能のままに焼いて、食べるという。明朗で本当にいいお店だと思います。
上タン塩（レモン）¥2,728。タンのなかでも柔らかい根元部分の食感を生かすべく、厚めにカット。
小 大阪の大衆焼肉みたいな感じですね。
秋 まさに大阪の京橋や十三にもお店があるみたい。その味に惚れこんだ店長の四條（雄士）さんが西葛西に出したんです。
店長の四條雄士氏。大阪の『焼肉やっちゃん』の店主の人柄と味に惹かれ、自身も焼肉の道へ。
見 暖簾分けをしたんだよね。肉もタレも大阪の『焼肉やっちゃん』と同じものを使っている。また店長がね、本当にいい感じでね。店に立って仕事をするのが楽しいというのがすごく伝わってくるから、こちらも清々しい気持ちになる。
「特製カレーおじや」¥748。『焼肉やっちゃん』の〆の料理といえばコレ。牛肉の旨味がたっぷりと溶けだしたカレーが後を引く。
秋 指原（莉乃）の誕生日会もここでやらせていただいたのですが、みんなとても喜んでくれました。特にタンやハラミの分厚さには驚いていました。そして、〆のカレーおじや、あれが美味しい。毎回おかわりします。西葛西は行動範囲内ではないと思うけれど、ヒデや薫ちゃんにもぜひ食べてもらいたいね。
コの字型のカウンター席のみの焼肉店。ざっかけない雰囲気も『焼肉やっちゃん』の魅力。お肉を食べたいときはぜひ訪れたい。
Yakiniku Yacchan
住所：東京都江戸川区西葛西6-24-8 マジョーネ1F
TEL：080-7655-5976
営業時間：17:00～24:00
定休日：不定休
席数：14席
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