連載「ヴィンテージウォッチ再考」の第120回はパテック フィリップの「年次カレンダー Ref.5035」を取り上げる。

1996年に登場した多くのバリエーションを持つロングセラー
パテック フィリップのロングセラーであり、定番化している「年次カレンダー」。1996年にファーストモデルが登場して以来、多くのバリエーションを増やし、人気を集めてきた。
この「年次カレンダー Ref.5035」は1990年代の最初期に発表されたモデルだ。3つのインダイヤルには、月表示、曜日表示、24時間計が配置されている。
端的に説明をすると、パテック フィリップが独自開発及び特許を持つ「年次カレンダー」とは、一般的なカレンダー機構と永久カレンダーの長所を複合させることを目的とし、1年に一度、3月初めに調整を行うことで日付、曜日、月名の表示を可能にした世界初の腕時計だ。その操作性は優れており、直感的な操作で時刻を合わせらる。
その操作性は優れており、直感的な操作で時刻を合わせることができる。
2026年で発表から30年の時が経つが、そのファーストモデルには、パテック フィリップの伝統と革新が宿っている。
パテック フィリップにおいて黒文字盤は数が少なく珍しいことと、「永久カレンダー」の価格が高騰していて、その余波が「年次カレンダー」に及んでいる。ヴィンテージウォッチとしても今後評価が高まるであろう有望株だ。
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