創業者であるミシェル・パルミジャーニの誕生日に、パルミジャーニ・フルリエは毎年アートピースを発表している。世界で1本のみ製作されるそのユニークピースは、幻の時計と呼ぶに相応しい。
時を超えた究極の美を体現
ブランドの創業者であるミシェル・パルミジャーニの誕生日、12月2日に毎年発表されるアートピース。今年は、ミニッツリピーターへのオマージュを込めた超絶時計「ラルモリアル・レペティシオン・ミステリューズ」がお披露目された。
「電気が普及するよりも遥か昔、暗がりで時を告げたミニッツリピーターの本来の目的を尊重して設計しました」とパルミジャーニ・フルリエCEOのグイド・テレーニは語る。
この時計、実は時刻表示が裏側に隠されている。
表側にはミシェル・パルミジャーニのインスピレーションの象徴であり、無限を表すメタファーでもある「松かさ」のエングレービングが中央に施されており、繊細なギョーシェ模様の半透明パステルグリーンのグラン・フーエナメルを引き立てている。
ケースを裏返すと「H」の時針、「M」の分針がさりげなく配置されており、円形のインデックスの上を控えめに、そして優雅に動いていくのだ。
また、約72時間のパワーリザーブを誇るルノー・エ・パピ製手巻きムーブメントは392個もの部品で構成され、クリアな音色を実現。ケースにしっかりと固定されたカテドラルゴングが音の響きを高める一方で、ケースの裏側と側面に設けられた空洞が音を自然に増幅する。
目と耳で、パルミジャーニ・フルリエのクラフツマンシップを堪能することができる「ラルモリアル・レペティシオン・ミステリューズ」。自然法則と共鳴する究極の美を体現する、至高のユニークピースだ。
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パルミジャーニ・フルリエ pfd.japan@parmigiani.com