イタリア海軍特殊潜水部隊のための時計として生まれたパネライは、海との深い関係を持つ。海ではさまざまなスポーツが行われるが、高級時計と価値観を共有するのは、レーシングヨットの世界だろう。そこでパネライは、2024年にスペイン・バルセロナで開催される第37回アメリカズカップでの勝利を目指す、イタリアのルナ・ロッサチームをサポート。CEOを務めるジャンマルク・ポントルエ氏はこう話す。
ルナ・ロッサとのパートナーシップから広がる、パネライの新たな水平線
「ルナ・ロッサとの関係は、単に時計を提供するだけではありません。例えば新作である『サブマーシブル クアランタクアトロ ルナ・ロッサ Ti-Ceramitech™』では、開発に7年もの歳月をかけた新素材をケースに採用。チタン合金の表面を緻密なセラミック層に変化させており、堅牢ながら軽いだけでなく、プラズマ電解酸化処理によって独特なブルーを実現しました。この新素材のテストのために、チームのクルーが実際に着用してトレーニングをするなど、相互にコミュニケーションを取っているんです」
さらに未来を見据え、ハイテクヨットの素材や技術に取り入れるように研究開発も進行中。ルナ・ロッサとのパートナーシップは、パネライの未来を見据えた大きなプロジェクトなのだ。
加えて、近年パネライが力を入れている、カスタマーエクスペリエンスでもルナ・ロッサと手を結ぶ。
世界20本限定の『サブマーシブル トゥールビヨン GMT ルナ・ロッサ エクスペリエンス エディション』を購入した人は、バルセロナにてルナ・ロッサチームに帯同し、世界最高峰のヨットレースを、至近距離で体感することができる。それは忘れられない一生の思い出になるだけでなく、同じ嗜好を持つ仲間と出会えるということでもあるのだ。
「パネライは、常に新しいことにチャレンジしています。そんなブランドと一緒に前進し続けることができるのが、私自身の一番の喜びです。私は旅が好きなのですが、新しい文化や価値観のなかに身を置くことで、刺激を受けるのが楽しい。その体験をパネライの挑戦にも結びつけていくことで、ブランドをさらに魅力あるものにしていきたいと思っています」
ミッションウォッチ由来のタフという個性は残しつつ、重層的に魅力を加え、進化を続けているパネライ。その挑戦から目が離せない。
サブマーシブル トゥールビヨン GMT ルナ・ロッサ エクスペリエンス エディション
300m防水のタフウォッチでありながら、2軸回転するトゥールビヨンも搭載。GMT針に加え、3時位置にはナイト&デイ表示も備えている。スケルトン構造も美しく、ずっと眺めていたくなる時計だ。世界限定20本。
サブマーシブル クアランタクアトロ ルナ・ロッサ Ti-Ceramitech
頑丈で軽く、美しいブルーが特徴の新素材をケースに使用。ダイヤルはマット仕上げで、光の反射をおさえて視認性を確保。スーパールミノバは、明るいX2というタイプを使用する。
問い合わせ
オフィチーネ パネライ TEL:0120-18-7110