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2023.03.17

ロレックス「GMTマスター」のヴィンテージモデルはRef.1675を狙え

ヴィンテージ専門店や有力コレクターの協力のもと、ヴィンテージロレックスの奥深い魅力を解説する本特集。第4回は、ヴィンテージロレックスの定番中の定番、「GMTマスター」のRef.1675について解説する。#1 #2 #3

ロレックス GMTマスター

「GMTマスター」を完成に導いたロングセラーモデル

1953年の「エクスプローラー」「サブマリーナー」に次ぐ、第3のプロフェッショナルとして、ロレックスは1955年に「GMTマスター」を発表。24時間目盛り入りの回転ベゼルと24時間針によるデュアルタイム表示機能を備えており、アメリカの航空会社パン・アメリカン航空の公式時計に採用された実績がある。

ファーストモデルRef.6542は、「GMTマスター」の歴代モデルで唯一となる、プレキシガラス製のベゼルとリュウズガードがないケースとの組み合わせを持つ。ステンレススチールのほか、18Kイエローゴールドでも展開されていた。

続いて登場したRef.1675は、「GMTマスター」では初めてリュウズガードを搭載したモデルだ。1960~1979年の約20年間にわたって製造され続けてきたロングセラーであり、マイナーチェンジを繰り返していたため、いくつものバリエーションがある。ここでは、ミラーダイヤルとマットダイヤルの話を交えながら、2つの事例を紹介する。

Ref.1675の注目ポイントはダイヤル。ミラーとマットを見比べる

Ref.1675初期モデルの特徴は、ミニッツサークルを備えたミラーダイヤル、小さな三角形の24時間針のほか、PCG(ポインテッドクラウンガード)と呼ばれる先端がシャープなリューズガードなどが挙がる。ダイヤルについては、最初期のOCC(OFFICIALLY CERTIFIED CHRONOMETERの略称)のクロノメーター表記を筆頭にいくつかのパターンがある。こちらの1960年製造の個体は、艶感を残したミラーダイヤル、極端な研磨が見られないケースなど、全体的に程よいコンディションを保ってる。ミニッツサークルまで届く長さの分針、同年代の太字のベゼルインサートなど、パーツの整合性も申し分ない。

ロレックス GMTマスター

ロレックス GMTマスター
Ref.1675(1960年製)、自動巻き(Cal.1560)、SSケース、径39.5mm。¥8,500,000

Ref.1675のマットダイヤルの製造は1967年頃から始まった。基本的なデザインはRef.1675のミラーダイヤル後期モデルから受け継がれており、マットなダイヤルの質感に加え、三角形の24時間針が大きくなったことが主な変更点として挙がる。コレクターの研究からダイヤルのパターンはかなり細かく分類されている。ここで紹介する“マーク2.5ダイヤル”は、非常にマニアックなダイヤルであり、市場に出てくる機会がほとんどない。さらには、この個体のように付属品まで揃うことは実に稀である。

ロレックス GMTマスター

ロレックス GMTマスター
Ref.1675(1973年製)、自動巻(Cal.1570)、SSケース、径39.5mm。¥5,000,000

ロレックス GMTマスター

ダイヤルを見分けるポイントは、12時位置のクラウンマークやブランドロゴの書体にある。

Ref.6542と比べると、Ref.1675は製造本数が多いことから探しやすく、いくつもの選択肢がある。流行に左右されないデザインは、まさに「定番」と呼ぶに値するだろう。購入の際は、ダイヤルやケースのコンディションはもちろん、付属するベゼルインサートやブレスレットなどのパーツにも目を向けたい。

問い合わせ
リベルタス TEL:06-6643-9455

TEXT=戸叶庸之

PHOTOGRAPH=中村光明(TRYOUT)

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