2021年も高級ウォッチブランドから続々と届く新作情報。その中から、新鮮な驚きや価格以上の満足感が味わえる"活きのいい"モデルを厳選する! 連載第58回は、オーデマ ピゲの「ロイヤル オーク オフショア ダイバー」を取り上げる。
高級時計としてダイバーズウォッチにこだわる
1950年代に登場した防水時計の代名詞ダイバーズウォッチ。今日では実に多彩な顔を持った実用時計として活躍の場を広げている。
オーデマ ピゲの「ロイヤル オーク オフショア ダイバー」が産声を挙げたのは2005年。当時は「ロイヤル オーク オフショア スキューバ」と呼ばれていたが、'10年に改名されて現在に到る。
2021年の新作3本は、カーキ、ブルー、グレーの3つのカラーバリエーションを用意。ダイバーズウォッチとしての機能や実用の向上はもちろん、エキストリームスポーツウォッチとしての見せ方に徹底してこだわった仕上がりにブランドの矜持が感じられる。
今回のリニューアルの鍵を握るポイントのひとつが、ステンレス製のケースに合わせて22Kピンクゴールド製のローターにブラックの仕上げを施した自動巻きキャリバー4308である。特許保持の設定メカニズムを携えたこの機構は、前作のキャリバー3120以上の安定性と精度を実現。約60時間のパワーリザーブを持つことからダイビング以外のアウトドアでの活躍が期待できる。
話題を集めているのが、工具を一切使わずにストラップとバックルを簡単に着脱できる新しい交換可能ストラップシステム。各モデルにはダイヤルカラーに合わせたラバーストラップ以外にもブラック(グレーダイヤルには、ブルー)のラバーストラップが付属する。また、交換用にカーフスキンレザーストラップも用意されている。
ダイバーズの生命線である視線性を司るダイヤルは、アワーマーカーの形状を見直すことで一段と時刻が読み取りやすくなっている。お馴染みの「メガタペストリー」模様、12時位置のブランドロゴの変更、回転式のダイビングスケールはリュウズに合わせて配色のバランスを調整するなど、スタイリングにおいても一分の隙もない。
海や街を中心に縦横無尽にフィールドを駆け巡るオーデマ ピゲのダイバーズウォッチ。休日はもちろん、ライフスタイルを充実させるための一本として迎え入れたい。
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オーデマ ピゲ ジャパン TEL 03-6830-0000
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