サンプリシテ|代官山の絶品フレンチ。メニューは魚中心のおまかせコース1種類

毎年恒例のゲーテレストラン大賞「ゲーテイスト」。今回も秋元 康さん、小山薫堂さん、中田英寿さん、見城 徹の食を愛する4兄弟が集結、ここ1年のお薦めのレストラン(全52店)を教えてもらった。6店目は、新鮮な魚と熟成した魚を使った、おまかせコース1種類のみの知る人ぞ知るフレンチ。

シェフのセンスが光る絶品魚フレンチ

――フランスで修業後、名店『レカン』でスーシェフを務めた相原 薫シェフのフランス料理店『Simplicité(サンプリシテ)』。メニューは昼夜ともに魚を中心としたおまかせコース1種類のみ。ディナーコースは11〜13皿で、内容は2ヵ月おきに替わる。

中田:ほとんど魚料理を出すという、ちょっと珍しいフレンチです。僕は相原シェフのセンスが好きで定期的に行くんですけど、いつも頑張ってる感じが伝わります。魚だけでよくこれだけ作るなあ、と。

小山:ここ、いいですよね。僕も3年ぐらい前、オープンした頃から通ってます。

見城:魚専門のフレンチって、フランスのパリとかニースにありそうだね。日本ではあまり知らないけど。「サンプリシテ」っていうのはどういう意味なんだろう?

中田:英語でいうと「シンプル」ですが、シェフに店名の由来を聞いたら、「人や食材や料理に対して誠実な態度でいたい」と教えてくれました。フランス語のサンプリシテっていう言葉には、昔は誠実っていう意味があったんだそうです。

見城:そうなんだ。何が旨いの?

中田:コースに出てくる魚がみんな美味しいですね。春ならサヨリとか、サワラとか、旬のものばかりで。最初はフィンガーフードみたいなアミューズが5皿続くんですけど、その後の前菜もメインもバランスがいいです。

見城:その日に入ってきた魚しか使わないの?

中田:新鮮な魚と熟成させた魚を両方使ってます。例えばサヨリは最初に塩で締めて、次に昆布で〆めて、それを5日以上寝かせて水分を抜いて使っているとか。

見城:コースの最後には何が出るんだろう。

中田:肉料理が1品だけ出て、その後デザートです。肉料理はなくてもいいんじゃないかと思うんですが、シェフのこだわりがあるようです。

秋元:魚に絞りこんであると聞いて、絶対に行ってみたいと思いました。

中田:はい、ぜひ!

見城:ワインも豊富?

中田:いい感じで揃ってます。メニューにはなくて、言えばボトルを出してくれるんですけど。

秋元:予約は取れる?

中田:まだ比較的取れると思いますが、これからさらに注目されていくはずですよ。

秋元:近々行ってみよう。

Simplicité
住所:東京都渋谷区猿楽町3-9 アヴェニューサイド代官山1 2F
TEL:03-6759-1096
営業時間:12:00~L.O. 13:30 / 18:00~L.O. 20:30
休業日:月曜、第1火曜(祝日の場合翌日、ランチは火曜休)
座席数:カウンター8席、個室2室(2~8名用1室、2~3名用1室)
料金:コースはランチ ¥5,000、ディナー ¥13,000
www.simplicite123.com

※現在、レストランの営業時間、休業日など記載の情報と異なる場合があります。ご来店時は事前に店舗へご確認ください。


Text=小松めぐみ Photograph=上田佳代子