凄腕と呼ばれ、巨匠と称され、そのカリスマ性で多くの人を惹きつけている各界のプロフェッショナルたち。日常と仕事を支え、“自分らしさ”を雄弁に語ってくれる、それぞれの偏愛品を持ち寄ってもらった。今回は、ユナイテッドアローズ 名誉会長・重松理氏のベスト3を紹介。【特集 靴と鞄】
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痛みから解放され、自分らしくなれた
10年前に足底筋膜炎を患い、足の裏が痛くならない靴を探し回った重松氏。行き着いたのはスピーゴラのオーダーメイド。
「特別なクッションとソールをつけてもらい痛みから解放され、自分らしくいられるように」。
合わせるのはクロムハーツのクロコのオーダーベルトと、ザオーのオーダーバッグ。この3点セットは、ブラックも揃える。足底を労る中敷を敷いたヴァンズのスリッポンは、ビジネススタイルにも合うのだとか。

重松理
1949年神奈川県生まれ。1976年BEAMS設立に参画。1989年ユナイテッドアローズを創業、2014年より現職。日本服飾文化振興財団代表理事を務め、和装洋装のセレクトショップ「順理庵」のプロデュースも行う
この記事はGOETHE 2025年3月号「総力特集:自分らしくいる、靴と鞄」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら