お笑い第7世代の生みの親であり、吉本NSC10年連続人気NO.1講師・桝本壯志によるコラムの中から、2023年に最も読まれた記事BEST5を発表します。
1.明石家さんまに学んだ、部下に怒りを覚えた時に失敗しない対処法
先日、担当している『さんまのまんま』(関テレ)で、さんまさんが「今まで一度も怒ったことがない」と語っていました。
お笑いモンスターを“世間のものさし”にするのは常識的ではありませんが、さんま流の「怒りとの付き合いかた」、いわゆるアンガーマネジメントは知っておいて損はないと思います。
なぜ、さんまさんは怒らないのでしょうか? それは思考法にあります。さんまさんは誰かにイラっとしたとき、次のように考えるそうです。
2.「完成度が低くてもいいから完成させる!」所ジョージに学んだ凄い仕事術
いま「手が止まっている仕事」はありませんか?
ビジネスパーソンなら資料作成や企画書、クリエーターなら作品、学生なら提出課題。そう、皆さんありますよね。
「やらなきゃならないこと=目標」は眼前にクッキリあるのに、なかなか手につかない、途中で手が止まる、というのは“人間あるある”。その先にやって来るのは「自分には才能がないのかも」「この仕事に向いていないのかも」という負の感情だったりするので、ことさら厄介です。
かつて僕も、台本になかなか取り掛かれず、コラムや小説も途中で投げ出す困った人間でした。そんな日々が好転したのは、『世界まる見え! テレビ特捜部』(日テレ)や、『そこんトコロ』(テレ東)などでご一緒してきた、所ジョージさんの「完成度は低くていいから完成させてみな」という言葉でした。
3.「怒っている人」に怒り返さず、向き合う3つの方法を教えます
あなたの近くに「怒ってる人」はいますか?
部下にキレている上司、なぜかPCに八つ当たりしてる同僚、店員に怒鳴ってるクレーマー、見えない敵にパンチしてる酔っ払い……。そう、今日も地球の半分は「怒り」でできています。
そこで今週は、怒れる人たちへの対処法、心のライフハックを伝えてみたいと思います。
まず、「怒っている人」に対処するには、“怒っている人とは何者か?”を知る必要があります。
先に答えを言います。怒る人は“さみしい人”です。
4.タモリさんの巧みな相づちは「そ」と「な」。元『いいとも!』作家が綴る、会話のコツ
「これまで会った芸能人で『スターだなぁ』と感じた人は?」
『サンデージャポン』(TBS)出演時のアンケートに、「トム・クルーズ」と答えた。
かつて担当していた『笑っていいとも!』(CX)のテレフォンショッキングに彼が来たとき、CMに入ると、トムは突然、アルタの客席へツカツカと降りていった。「どうしたの?」とタモリさんもスタッフも慌てたが、なんとトムは「来てくれてありがとう」と、客席の一人ひとりと握手をし始めたのだ。しかもCM中ずっと。「この人は、根っからのスターなんだな」と感服した瞬間だった。
そんな『いいとも!』には、トムのようなハリウッドスターから幼い子役まで、老若男女がやって来た。しかし、どんなゲストが相手でも、タモリさんは32年間、「同じ空気感」を保ってトークを成立させた。この「トークの品質管理の高さ」は、『いいとも!』の功績の中でもあまり着目されていないスゴさだろう。
5.「時間と自信を奪う人とは距離を置け」NSC人気NO.1講師が綴る"才能を潰されない秘訣"
先日、群衆にタコ殴りにされる夢を見た。
さぞ複雑な生い立ちがあると思われそうだが、ごく平凡な家庭環境。座持ちのいい話もない。ガバリと起きてセルフ夢診断したら、ぼんやり解が見えてきた。
今年で教え子が1万人をこえるのだ。街中に教え子1万人。これは怖い。
夜の街で風俗の呼び込みに「お久しぶりです!」と頭を下げられたこともある。女性と手をつなごうとしたら工事現場の警備員に「待て待て!」とツッコまれたこともある。これが夢の源泉だろう。
そんな1万人の中には、EXIT兼近、ぼる塾、ゆにばーす、オズワルド、空気階段、コットン……。売れっ子が山ほどいる。そして各所で「彼らが売れた理由はなんですか?」と山ほど聞かれる。その答えはシンプル。
「時間」と「自信」のマネジメントに成功したからだ。