毎度お騒がせしております。キングコング西野です。今回の記事は、毎朝voicyという音声メディアで配信している「#西野さんの朝礼」でお話ししたことから、編集して紹介させていただきます。(※今回の記事を音声で楽しみたい方はコチラ)
今日は『「真似」ができない弱さ。あるいはプライドの高さ』というテーマでお話ししたいと思います。
【連載 『革命のファンファーレ』から『夢と金』】
第113回 今年流行ったように見える「VIP戦略」だが、オンラインサロンでは西野さんが5年前から言ってること! 今の時代を生き残り、勝ちたいなら、西野亮廣をベンチマークしておけ!
「VIP戦略」が一般化するのは良いことだと思うけど…遅くない?
先日、友人からLINEがまわってきて、そこには「とあるアイドルのライブチケットのVIP席が5万円で完売して、B席がなんと100円で販売された」というニュース記事が貼られていたんです。
この記事の読者さんからすると今さら感溢れる「VIP戦略」です。
今年の夏前あたりから、いろんなイベントで、この「VIP戦略」を目にするようになって、メディアでも、いろいろ取り上げられて、少なくともクリエイターの中では一般化して…すごい良いことだと思うんです。
ただ、一つだけ言いたいことがあって……遅くない?
僕、この世界が長いし、今年の夏前頃から流行り始めた「VIP戦略」を仕掛けた人達が、何をキッカケに「ウチでもやってみよう!」となったかは大体分かってます。
今年の4月に出た『夢と金』ですよね?
あれを読んで「なるほど!」となったクリエイターさん達が、「ウチでも!」となったのは、まず間違いない。
そんなことはどうだっていいし、その打ち手が拡がってくれた世界の方が優しいから、僕自身、大歓迎なんですけども…それより何より、遅くないっすか?
クリエイターなら、西野のアプローチは一応ベンチマークしておいた方が良いよね
僕が「VIP戦略」について武道館で喋って、カジサックがその様子を全編YouTubeにアップしたのが2年前。
オンラインサロンでVIP戦略について喋っていたのが5年前とかです。
こういうことを自分で言っちゃうから嫌われるんですけども、「やる/やらない」はさておき、「好き/嫌い」もさておき、(「自分で言うなよ」という話なのですが)キングコング西野のアプローチって、クリエイターだったら、一応ベンチマークしておいた方が良くないですか?
オンラインサロンにしても、無料公開にしても、クラウドファンディングにしても……「西野がやることって数年後のスタンダードになっているよね」という結果はたぶん出てると思うんです。
そして、もう皆知ってると思うんです。
オリラジ中田が「西野亮廣がやったことを一番最初にマネしたヤツが一番取り分が大きい」と言ってたんですけど、半分お世辞で、半分その通りだと思っています。
こんな話をすると「遅くて何が悪いの?」「結果的にやれたらいいじゃん」と言われたりするのですが、それって、早く始めることのメリット(遅れたことによって失った選択肢)に目が向いていないかもです。
5年前からサロンに入っていて、その当時から「VIP戦略」が打てていたら、今、二つ三つ上のステージに立っていたかもしれない。
どこまでいっても「タラレバ」ですけれど、今よりも2年若く今のステージに立っていたら、今の年齢の自分じゃ貰えなかった出場切符を貰えたかもしれないじゃないですか?
とくに、エンタメシーンでは「若さ」というのは大きな価値を持つので。
サロンメンバーさんなら御存知だと思うのですが、西野亮廣って、あまり「思いつき」でGOを出す人間じゃなくて、誰よりも早くから死ぬほど実験して、死ぬほど失敗して、軌道修正&朝令暮改を繰り返して、「今は◯◯だよね」という結論を出しています。
西野をベンチマークしておけば、西野が費やした仮説&検証&改善の時間を、まるまる貰えるのだから、そんな美味しい話はないと思うので、本当に余計なプライドは捨てて、西野の動向を追っておけばいいと思います。
「西野の真似をした」と言いたくないのは、ただのプライド
でも、なんとなく分かるんです。
たぶん、西野って鼻につくんです。
皆、「西野の真似をした」とか言いたくないんです。言われたくないんです。
だから、西野が手を打ってから、ちょっと“寝かせる時間”がある。
西野が無料公開をした次の日に「俺もやります!」とは、なかなかできない。
それって、ただのプライドじゃないですか?
そんなクダラナイものは、チームや家族を犠牲にしてまで守るもんじゃないでしょ?
僕、こと『届け方』に関しては「真似したと思われたくない」という感覚がまるで理解できないのですが、良いものはすぐに取り入れた方が良いと思います。
というか、知り合いや先輩が「なるほど」な手を打っていたら、「めちゃくちゃイイっすね。僕も真似していいっすか?」と直接打診します。
これができるとできないのとでは大きな差が生まれるなぁと思っていて、あらためて自分で言っちゃうのは気持ち悪くて、恥ずかしくて、どうしようもないですが、一応、キングコング西野亮廣の動きはチェックして、そして、良さげな手があったら秒で真似をした方が良いと思います。
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お知らせ! 2023年10月28日に、幕張メッセで『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』!
幕張メッセのド真ん中に巨大な櫓(やぐら)を建てて、“盆踊り大会”を開催することに! 今回仕掛けるのは“えんとつ町の盆踊り大会”、イベントタイトルは『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』です。
現在、クラウドファンディング【幕張メッセで開催する『ハロウィン盆踊り』を大量の提灯で彩りたい】実施中。
お知らせ! こどもたちに絵本を贈るプロジェクト「『CHIMNEY TOWN GIFT』のNFT」が話題に!
これは「子供施設に絵本を支援したことを証明してくれるNFT」で、NFTの売り上げで絵本を購入して子供施設にプレゼントします。
お知らせ!『西野亮廣講演会』全国各地で続々開催決定!
『西野亮廣講演会』のお知らせです。
下記の都道府県で開催が決まっています。
10月02日(月)に東京、
10月04日(水)に香川、
10月11日(水)に愛知、
10月12日(木)に静岡、
10月16日(月)に新潟、
10月18日(水)に大阪、
10月22日(日)にオーストラリア、
11月02日(木)に北海道、
11月06日(月)に福井、
11月07日(火)に大阪、
11月11日(土)に愛知、
11月30日(木)に岐阜、
12月11日(月)で群馬、
12月18日(月)に宮城でそれぞれ『西野亮廣講演会』がございます。
私、西野亮廣がマイク一本で1時間半ほど喋る変なイベントです。
チケットをお求めの方は、『西野亮廣全国講演会』で検索してみてください。
サロンメンバーさんが作ってくださったイイ感じのホームページに飛びますので、そちらから。
会場によっては、まだ、チケットを発売してなかったりしますが、そのへんはご容赦ください。
講演会開催情報
よろしくお願いします。
西野亮廣/Akihiro Nishino
1980年生まれ。芸人・絵本作家。モノクロのペン1本で描いた絵本に『Dr.インクの星空キネマ』『ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス』『オルゴールワールド』。完全分業制によるオールカラーの絵本に『えんとつ町のプペル』『ほんやのポンチョ』『チックタック~約束の時計台~』。小説に『グッド・コマーシャル』。ビジネス書に『魔法のコンパス』『革命のファンファーレ』『新世界』。共著として『バカとつき合うな』。製作総指揮を務めた「映画 えんとつ町のプペル」は、映画デビュー作にして動員196万人、興行収入27億円突破、第44回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞という異例の快挙を果たす。そのほか「アヌシー国際アニメーション映画祭2021」の長編映画コンペティション部門にノミネート、ロッテルダム国際映画祭クロージング作品として上映、第24回上海国際映画祭インターナショナル・パノラマ部門へ正式招待されるなど、海外でも注目を集めている。また「えんとつ町のプペル」は、ミュージカルや歌舞伎にもなっている。
●国内最大となる、約4万人の会員数を誇る有料会員制コミュニティー(オンラインサロン)「西野亮廣エンタメ研究所」はこちら。
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●最新絵本『みにくいマルコ~えんとつ町に咲いた花~』のご購入はこちら。