PERSON

2020.07.27

【アイヴァン】田崎真也「マルチに使えるシャンパーニュのごとき1本」Vol.20

1972年の設立以来、一貫して日本(福井県・鯖江)製の高品質なアイウエアを生み出し続ける「EYEVAN」。その眼鏡をかけた熱き男たちを写真家・操上和美が撮り下ろす連載「男を起動させる眼鏡#20」。

PERSON 20
ソムリエ/田崎真也

田崎氏が装着する眼鏡は、EYEVAN「Caldwell」¥37,000

普段、裸眼で過ごすことが多いソムリエの田崎真也氏。しかし最近は、年齢とともに老眼も入ってきたため、ディナーショーなど薄暗い場所での仕事の場合、手元の原稿や資料を確認する意味でも眼鏡は必須だという。

「この仕事を始めた当初は眼鏡を使用していませんでした。ですので必要となってからも、あまり見た目の印象に影響しない繊細なツーポイントフレームなどをかけてきました。逆にプライベート用では、自分のキャラクターと重ねる意味でワインカラーの眼鏡を選ぶなど、シーンごとにかけ替えていたのです」

今回新たに選んだ1本は、これまでチョイスしてきたフレームとは異なるものだとか。

「この眼鏡は個人的にはやや大振りで、広い視界を持つところに特徴があります。私は長年、船釣りを趣味としているのですが、以前は裸眼で出かけていました。しかし時を経るごとにテグスを結ぶ際に煩わしさを感じたり、最近は乱視も加わったので、竿先を凝視する時にも違和感が出てきたのです。そこでこの新しいフレームは遠近両用レンズにしました。視点がピタリと定まることに加え視界も広いので、思う存分趣味に集中できるようになりました。またこのフレームはデザイン的にもスマートなコンビネーション型。そのまま仕事に出かけられるスペックだと感じています」

もうひとつ田崎氏ならではのこだわりが、フレームカラーにあるという。

「繊細な輝きを放つシャンパンカラーのメタルパーツがポイント。そもそもシャンパーニュというお酒はパーティやお祝い事だけでなく、プライベートな時間をじっくり楽しむなど、さまざまなシーンで飲まれるものです。この眼鏡も品のよい輝きを放つゴールドカラーを取り入れており、講演など多くの人の前に立つ時だけでなく読書をする時、それに野外で趣味に興じる時、知人と会食する時など多彩なシーンに合うと思います。まさにシャンパーニュのごとき1本。そんなオールマイティなところが特に気に入っています」

Shinya Tasaki
1958年東京都生まれ。'77年にワインを学ぶため、フランスに渡航。帰国後、’83年に全国ソムリエ最高技術賞コンクール優勝。’95年には世界最優秀ソムリエコンクールにおいて日本人で初めて優勝を飾った。現在は、日本ソムリエ協会の会長を務めている。ワインだけでなく、日本酒や焼酎への造詣も深い。

問い合わせ
EYEVAN PR TEL:03・6450・5300
http://eyevaneyewear.com

TEXT=長谷川 剛

PHOTOGRAPH=操上和美

HAIR&MAKE-UP=AKANE

PICK UP

STORY 連載

MAGAZINE 最新号

2025年1月号

シャンパーニュの魔力

最新号を見る

定期購読はこちら

バックナンバー一覧

MAGAZINE 最新号

2025年1月号

シャンパーニュの魔力

仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ1月号』が2024年11月25日に発売となる。今回の特集は“シャンパーニュの魔力”。日本とシャンパーニュの親和性の高さの理由に迫る。表紙は三代目 J SOUL BROTHERS。メンバー同士がお互いを撮り下ろした、貴重なビジュアルカットは必見だ。

最新号を購入する

電子版も発売中!

バックナンバー一覧

SALON MEMBER ゲーテサロン

会員登録をすると、エクスクルーシブなイベントの数々や、スペシャルなプレゼント情報へアクセスが可能に。会員の皆様に、非日常な体験ができる機会をご提供します。

SALON MEMBERになる