ソウルを訪れたことが幾度もあるなら次回のステイは、趣向を変えて静寂とあたたかみを感じられる韓屋(ハノク)へ。今回は「THE CHAE:HAUDO(ザ・チェ:ハウド)」をご紹介。【特集 昂る、ソウル】
アートに囲まれた瞑想空間
ハノクをリノベーションしたカフェなどが立ち並ぶ、趣ある三清洞(サムチョンドン)の街並みの中にある小さな門をくぐると、楓の木と焚き火台のある庭園が現れる。このハノクは庭を囲むようにコの字形に建てられているから、外からの目はいっさい気にならず、リビングや寝室の窓を開け放てば庭とつながったような感覚に。
石を切り取ったような大きな浴室には、数種類の入浴剤と麻の袋が置かれているので、好きなものを選んで湯船の中へ。また香が焚かれたメディテーションルームも備えられていて、プライベートな空間でゆっくり瞑想とともに過ごすこともできる。
ここでは芸術家とのコラボレーションも行われており、さまざまな空間にはアート作品や伝統工芸品が置かれていて、作品とともに暮らす贅沢な体験もできる。
最大8名での滞在が可能だから仲間と好きな酒を持ちこんで過ごすのも、ひとり仕事と瞑想に集中するのもいい。
THE CHAE:HAUDO/더채 : 하우도
住所:ソウル市鍾路区三清路124-6
TEL:0504-1544-1431
料金:1軒4人基準₩
720,000~
※宿泊費は編集部調べ。1₩
=0.1106円(2024年10月10日現在)
この記事はGOETHE 2024年12月号「総力特集:昂る、ソウル」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら