大自然が残るハワイ島。今回はセレブたちが絶賛するアワビを生産しているハワイ島の新名所「ビッグアイランド・アバロニ」をご紹介。【特集 魂のハワイ】
一度食べたらヤミツキ!
海底火山が隆起してできたハワイの島々、なかでもハワイ島は特に海が深く、上空から見れば深い青色をしているのがよくわかるだろう。その深い海の水、海洋深層水を使って現在、アワビの養殖が行われている。
エリソン・オニヅカ・コナ国際空港からほど近い「ビッグアイランド・アバロニ」は、年間100トンの生産規模を誇る。ハワイ島に訪れたセレブたちは、ここで養殖に3〜4年もの時間がかかるというアワビ(ひとつ$14ほど)を大量に購入して別荘で楽しむという。
「以前カリフォルニアではアワビはよく食べられていましたが、現在は絶滅危惧種に指定され、アメリカでは漁獲禁止になっています。ここでは宮城県から2011年に持ちこんだアワビを種にし、産卵・養殖。アメリカの方は懐かしいと購入してくださいますが、皆さんその柔らかさに驚かれます」
とは、ビッグアイランド・アバロニを運営するコーワ・プレミアム・フーズ・ハワイ・コーポレーション最高運営責任者の吉田智史さん。かつてアメリカで食べられていたアワビと比べ格段に柔らかく、味が濃厚で、今まで食べたなかで一番旨いと断言するセレブも多いそう。
養殖場の敷地内では、マウナロアやフアラライ山を目の前にしたBBQスペースを2023年オープン。ロブスターなども自分で焼いて味わえる。セレブたちが絶賛するアワビ、一度は体験してほしい逸品だ。
※本特集に掲載する価格は2024年4月現在のものであり、変更の可能性があります。
この記事はGOETHE 2024年6月号「総力特集:ボルテージが上がる! 魂のハワイ」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら