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2023.03.03

世界中のセレブが集うスウェーデンの和風温泉旅館【世界のサウナ探訪⑦】

サウナ歴20年以上、サウナイベント開催や著書も出版している本田直之さんが、2023年1月にノルウェー、アイスランド、スウェーデン、フィンランド、エストニアのサウナをめぐる旅に出た。巡ったのはなんと19施設、81ヵ所のサウナ。その進化を体験リポートする。第7回は、まるで日本に居るかのような感覚を味わえる、スウェーデンの和風温泉旅館のサウナをご紹介! #1 #2 #3 #4 #5 #6

ここは本当にスウェーデン!? 雪景色の千本鳥居が。

世界的に大ブームの和風温泉旅館 in ストックホルム 「Yasuragi」

アイスランドからスウェーデンに渡った本田さん一行。首都ストックホルムからクルマで30分ほど、森に囲まれた場所に立つのは、191の客室を持つ巨大な温泉旅館「Yasuragi」だ。その「安らぎ」という名からもわかるように、日本の温泉旅館にインスパイアされた純和風のホテルになっている。

海外の温泉旅館だからといって、決してあなどってはいけない。こちら2018年には、世界で最も優秀なスパを選出する「ワールド・ラグジュアリー・スパ・アワード」を受賞し、ヨーロッパ各国からゲストが殺到している名宿なのだ。

「森と湖に囲まれた自然豊かな場所にあります。ストックホルムから30分でこんな場所があるなんて、驚きでした。スウェーデンはサウナというよりスパが中心の文化なので、ここでも森林浴ができる大きな露天風呂が人気のようです。

敷地内には千本鳥居のようなものもあり、ヨーロッパの人たちは、日本文化にスピリチュアルなものを感じるのかもしれないですね。館内のあちこちに日本語も見つけられますし、3つあるレストランでは本格的な和食も楽しめます」

面白いのは、館内では配られたゆかた着用がルールということ。

「欧米の方達全員が、ゆかたを着て歩いている姿がとっても不思議でした」と本田さんも言うように、ゆかたをしっかりと着こなして滞在を楽しむ人々が館内に溢れていて、ここがスウェーデンであることをうっかり忘れそうになる。

森に囲まれた純和風のホテル。

旅館で配られる浴衣。

ホテルを囲む松林には、足湯エリアに巨大露天風呂、洞窟風呂と、スパエリアもかなり充実している。サウナは同じく窓から松林を望む大部屋、43度の石板の上に寝転んで温まる岩盤浴など種類も豊富で、水風呂は外にあるため、森林の空気を吸いこみながらリラックスできるそう。

窓の外に森が見えるサウナ。

森林浴もできる、屋外に設置されている水風呂。

雪が降ると露天風呂にさらに風情がでる。

春には桜も咲き乱れる。

ハーブオイルを使用したマッサージや、日本式の「指圧」といったトリートメントメニューも用意されているほか、ヨガや坐禅といった、アジアンなアクティビティも行われている。

ヨーロッパでの滞在が長い人は、ぜひノスタルジーを感じに、訪れるのもいいかもしれない。しかしラジオ体操はあの音楽で英語なのか、それともスウェーデン語なのか、聞いてみたい気がするが、本田さん一行は今回宿泊ではなく、スパのみの滞在だったため未体験。次に訪れた際にぜひ答え合わせをしてみたいとのこと。

館内には鉄板焼きがいただけるレストランが。

スウェーデンで有名な、新鮮なサーモンを寿司でいただくことも。

 

Yasuragi
住所:Hamndalsvägen 8 132 81 Saltsjö-Boo
料金:デイパッケージ(スパ、サウナ利用、ランチ込み)1,190SEK
※1SEK=約13円(2023年2月現在)

なにが起こるかわからない!? ハイエナジー系のシークレットレストラン「PUNK ROYAL」

スウェーデンで和風露天風呂を味わう、という摩訶不思議な体験をしたあと本田さん一行が向かったのが、シークレットレストラン「PUNK ROYAL」。名前の通り、世界でも例のない、唯一無二の食体験ができるそう。

ロックバンド「ニルヴァーナ」にインスパイアされたニコちゃんマーク風のロゴがあちらこちらに。店内は怪しい照明が。

「入れ替え制で、1回50人程度。時間が来たら一気にディナーが始まります。キャビアを使った料理がアイコニックなお店ですが、それ以外の情報はなく、ディナーが始まる前にスマートフォンもカメラも全て没収されます。

メニューもなく、なにが始まるかわからない。食事が始まると店内は照明とスモークが焚かれ、手元の皿以外はこの濃いスモークのおかげでほとんど何も見えないんです。

なにもかもがミステリアスな状態のなか、煙の向こうで陽気なスタッフが歌いながら皿を持ってきて、音楽もガンガンにかかっているという、本当に面白いレストラン。最終的にはウェイターさんは半裸になっていました(笑)。食べるという体験そのものをエンタメ化したショーのようです。

通常エンタメに特化したお店は、味のレベルがそこまで高くないのですが、ここに関しては本当に美味しかった。お店の趣旨に沿って詳細は言えませんが、アジアンテイストも入った創作料理でした。

驚きなのは、手の甲に大量のキャビアを乗せられて、それを舐めながらウォッカを飲むという演出。キャビアとウォッカは本当に合うんですよ!」

スウェーデンで摩訶不思議な体験をした本田さん一行。次回は、築120年の歴史あるスパへ向かう。

この舌の上にキャビアのマークが目印。

入り組んだ場所にあるため、身体にペイントをしたド派手な衣装のスタッフが道案内に立っている。左からナインゲーツ社長持田智之さん、本田さん、プロサウナー松尾大さん、ゼットン創業者稲本健一さん、サウナ師匠の秋山大輔さん、北海道ホテル社長林克彦さん。

 

PUNK ROYAL
住所:Folkungagatan 128, 116 30 Stockholm
料金:火〜木曜 1800SEK(ドリンク込み)、1550SEK(ドリンクなし)、金〜日曜・祝日 2300SEK(ドリンク込み)、2050SEK(ドリンクなし)
インスタグラム:@punkroyale.se

Naoyuki Honda
レバレッジコンサルティング代表取締役。オンラインサロンHonda Lab.主宰。ハワイと東京に拠点を構え、デュアルライフを実施。ハワイに関する著書や、近著に『パーソナル・トランスフォーメーション』。

TEXT=安井桃子

PHOTOGRAPH=Yasuragi、村上洋平

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