インテリアのなかで大きな存在感を放つのが、ソファだ。快適性はもちろん選ぶ素材、デザインによって部屋の雰囲気を変える力を持ち合わせる。個性豊かで愛おしくなるソファを厳選。今回は、インテリア&プロップスタイリストの窪川勝哉氏が選ぶ「ラインが美しいソファ」編。【特集 アートな家具】

1.B&B イタリア|ムーン・システム
月のように美しく有機的。ザハ・ハディッドのデザイン薫る
その曲線により、斬新かつダイナミックなフォルムを持つ一体型ソファのデザインは、建築家ザハ・ハディッドによるもの。カラー展開は10種におよぶ。
「月のような美しくて有機的なカーブを描くソファ。彫刻的でもあり、ソファとオットマンの一体感も美しい、個人的にも大好きなソファのひとつ」

2.エディトラ|ポンパス 3P ソファ
偉大なる先人が積み上げた歴史と共鳴するオマージュ
ミッドセンチュリー期のデザイナーの作品を研究し、再解釈した独自の視点を持つ新たなブランド、エディトラ。
「インスピレーション元となった、ジャン・ロワイエのソファ『ポーラベア』にも負けない、圧倒的なボリューム感と有機的フォルムが特徴。エディトラのお披露目の会にお邪魔した時、強く印象に残りました」

3.エドラ|チプリア
アートなインテリア! 見た目も触り心地も抜群
自社開発のポリウレタンとポリエステル綿をフェイクファーで包み、柔らかな手触りと快適な座り心地を実現した。
「アートなインテリアという言葉が最も似合うブランド。カンパーナ兄弟のデザインで、異なるサイズのパウダーパフのようなパーツが連結されています。手触りのいい、起毛した生地が大人の空間の仕上げにハマるはず」


窪川勝哉/Katsuya Kubokawa
インテリア&プロップスタイリスト。1974年山梨県生まれ。インテリアのみならず、クラフトから家電までプロダクト全般に造詣が深い。メディアでのスタイリングに加え、ウィンドウディスプレイやイベントでのデコレーションも手がける。
この記事はGOETHE 2025年4月号「総力特集:惚れ惚れする人生の相棒、アートな家具」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら