デンマークの老舗家具ブランドであるフリッツ・ハンセンが、稀代の天才クリエイター、藤原ヒロシ率いるフラグメントデザインとコラボしたスツールを発売する。アルネ・ヤコブセンがデザインした名作「アリンコチェア」をベースに“ギタリストのための椅子”をコンセプトにした、高級感あふれる漆黒の限定モデルだ。
クリエイターのこだわりがつまった、使うほどに味が出る逸品
1872年にデンマークで創業したフリッツ・ハンセンは、北欧家具のブランドとして数々の名作をつくり続けている。
そのなかでも、世界的な建築家アルネ・ヤコブセンがデザインを手がけた「アリンコチェア」は、1952年に発売されてから同ブランドを代表するロングセラーとなっている。
今回、藤原ヒロシが主宰するフラグメントデザインとのコラボレーションにこのアリンコチェアが選ばれたのは、藤原氏が以前アリンコチェアをダイニングで愛用していたからだそう。
音楽プロデューサー、作曲家、編曲家としても活躍する藤原氏が打ちだすのは“ギタリストのための椅子”というコンセプトだ。
椅子の表面は何度もラッカー塗装を重ね、仕上げは特別仕様のハイグロス加工で独特の光沢感を演出。背もたれ部分には「FRGMT」、椅子の背面には「A STOOL FOR GUITARISTS」というアイコニックなロゴとスローガンが描かれており、ブラックの本体とのコントラストが際立っている。
本来、アリンコチェアには3本脚と4本脚のモデルがあるが、ギター演奏時に足を広げた際に椅子の脚と干渉しないよう、本モデルでは3本脚を採用した。
また、座面高が通常のアリンコチェアの44cmより2cm高い46cmとなっているのは、ギターを抱えた際に姿勢が安定し、快適な演奏を実現するため。デザインだけでなく、実用性の面でも考え抜かれた仕様となっている。
クラシックでありながら新しい解釈が加えられたこのアリンコチェアは、2024年10月24日に発売。日本国内では200脚限定で、特設オンラインストアのみの抽選販売だ。
問い合わせ
フリッツ・ハンセン東京 TEL:03-3400-3107