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GOLF

2022.11.26

リッキー・ファウラーが取り組む! アマチュアでも簡単にできる片手素振り法

今回は、PGAツアーで活躍するリッキー・ファウラーの練習法について。連載【吉田洋一郎の最新ゴルフレッスン】とは……

吉田洋一郎

【体と腕の同調性を高めるリッキー・ファウラーの練習法】

PGAツアーで活躍するリッキー・ファウラーのミドルネームは、母方の祖父が日系人ということもあり「ユタカ」という。日本にルーツがあるということもあり、日本人ファンが多い選手のひとりだ。そんなファウラーが今年10月、千葉県のアコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブで行われたPGAツアーZOZO CHAMPIONSHIPで優勝争いを演じ、日本のファンを大いに沸かせてくれた。

最終日は単独首位でスタートし、2019年以来のツアー優勝への期待も膨らんだが、惜しくもスコアを伸ばせず、キーガン・ブラッドリーに逆転優勝を許してしまった。しかし、アンドリュー・パットナムを加えた3人の優勝争いは手に汗握る展開となり、テレビの前で熱戦を楽しんだファンも多かったのではないだろうか。

20代の頃はメジャーで優勝争いを繰り返してきたファウラーも今年12月に34歳。しばらく優勝から遠ざかっているが、まだ第一線で通用しなくなる年齢ではない。’22年シーズンからは、デビュー当時から師事していたブッチ・ハーモンと再びタッグを組み、以前のような切れのあるショットが戻ってきている。定番のオレンジ色のウエアを着て、優勝トロフィーを掲げる日もそう遠くないだろう。

【クラブをインサイドに引くクセはミスショットの原因】

長くPGAツアーで活躍するファウラーだが、バックスイングの際にクラブをインサイドに引いてしまう癖がある。アマチュアゴルファーの中にも、バックスイングでクラブをインサイドに引きすぎてしまう人が多いが、このような動きになると、腕とクラブが背中側に移動してしまい体と腕のシンクロが崩れる。そうすると、振り遅れた状態を補正するために、腕を振ってクラブを振り戻す動作が入りやすくなり、アウトサイドからクラブが下りてスライスや引っかけの原因となる。腕の振り戻しのタイミング次第で右にも左にもボールが飛ぶため、スイングが崩れて負のスパイラルに陥り、容易に元に戻せなくなってしまう。

【肘上を押さえた片手素振り】

今回はファウラーが練習で取り組んでいるドリルを紹介するが、プロが行っているといっても決して難しいものではない。クラブをインサイドに引いてしまう癖があるという人は、ぜひ取り組んでみてほしい。

ファウラーが取り組んでいる練習ドリルは、左右の手それぞれで行う片手素振りだ。片手素振りに取り組んだことがある人もいると思うが、このドリルではクラブを持っていない方の手でクラブを持っている腕を押さえながら行う。そうすることでアドレスで腕と胸にできた空間を崩さずに体と腕がシンクロした状態でスイングすることができる。右手の場合はバックスイングでクラブをインサイドに引きすぎたり、右脇が開く人に適しており、左手はインパクトからフォローで左脇が空いてしまう人に有効なので、自分の傾向に合わせて取り入れてみてほしい。

まず、右手の片手素振りを行ってみよう。右手でクラブを持ち、左手首を甲側に折って右上腕に下から当てがい、右腕が外に開かないように押さえる。その状態をキープしたままバックスイングを行い、フィニッシュまで体と腕がシンクロした状態をキープしてスイングをする。

普段からインサイドにクラブを引く癖のある人や、右脇が開いてしまう人は、相当違和感を覚えるに違いない。少し窮屈に感じるかもしれないが、今までの腕でクラブを振り上げる動作を修正することができれば違和感は少なくなってくる。

左手の片手素振りも同様に右手首を甲側に折って左上腕に当てがい、インパクトやフォロースルーで体と腕のシンクロが崩れないように意識しながら素振りをしてみよう。左手の片手素振りの場合、インパクトからフォロースルーにかけて左脇が大きく空いてしまう人が多い。このような腕振りスイングになってしまうとボールに力を伝えられず、インパクトの軌道も安定しない。インパクト以降に左腕を振らないように右手で押さえるのと同時に、左脇を締めて体の回転と腕を同調させてインパクトを迎えることが大切だ。

右手と左手それぞれの片手素振りで体と腕のシンクロを高め、適切なトップ・オブ・スイングやインパクトを身に付ければ、ボールはターゲットに力強く飛んでいくことだろう。どこでも練習できるドリルなので、ぜひ取り組んでみてほしい。

動画レッスンはこちら↓

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過去連載記事

連載【吉田洋一郎の最新ゴルフレッスン】とは……
世界No.1のゴルフコーチ、デビッド・レッドベターの愛弟子によるゴルフレッスン。多くのアマチュアゴルファーを指導する吉田洋一郎コーチが、スコアも所作も洗練させるための技術と知識を伝授する。

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TEXT=吉田洋一郎

PHOTOGRAPH=小林 司

COOPERATION=取手桜が丘ゴルフクラブ

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