MAGAZINE &
SALON MEMBERMAGAZINE &
SALON MEMBER
仕事が楽しければ
人生も愉しい

GOLF

2022.11.06

脱3パット! パッティングの精度を上げ​る練習法を宮里美香プロが伝授!​

「3パット」をなくすためにも、パッティングの精度を上げなければ​ならない。それには練習あるのみ​だ​が、宮里​美香​プロが非常に効果的な方法を教えてくれた。※アコーディア・ゴルフ×ネクスト・ゴルフ・マネジメントのゴルフメディア「SHIBAFU」の提供記事。※写真はすべて2021年撮影。

宮里美香プロのゴルフレッスン

3パットをしないことがスコアアップの早道!

宮里プロが話すように、例えば18ホールすべてで3パット打っていたのを、2パットにすれば一気に18打もスコアアップする。これはまさに真理であり、すべてのアマチュアゴルファーは真摯にパッティング練習に励むのだが……。それでもなかなか上達しないゴルファーのために、効果的な練習方法はないのだろうか。

「パッティングの精度を上げるには、パターでボールを真っ直ぐ打てばいいんです。えっ? それがなかなかできない!? 真っ直ぐ打つためには、パターのヘッドを真っ直ぐ引けばいいんです。えっ? 真っ直ぐ引くための練習方法はないかって!?……とっておきの練習方法を教えちゃいましょう」

ラウンド前は​1​mのパットを練習する

パッティングが苦手な人に限って、ロングパットの練習をしがちだ。

「でも、大事なのはショートパットでしょう。​1​mの短いパットを外したらスコア的にもったいないし、精神的にも大きなダメージを負ってしまいます」と宮里プロ。そこでラウンド前は1mのショートパットで、芝の具合や自分の調子をチェックするべき​だという。

宮里美香プロのゴルフレッスン

パッティンググリーンでは、1mのショートパットを練習す​る​。それもカップを中心に全方向から打​つ​。「そうすればフック、スライス、下り、上りをすべてチェックできますから」とラウンド前の練習方法をアドバイスしてくれた。

パターを真っ直ぐ引くためのとっておきの練習​法

真っ直ぐボールを打つためには、真っ直ぐパターのヘッドを引くこと。わかっていてもなかなか身につかないのが、パッティング練習の難儀なところだ。そこで、宮里プロが自分でも実践している練習方法を紹介してくれた。

【1】1mくらいの細い棒を2本、グリーン上に並べる(自宅の部屋のカーペットでもOK)

宮里美香プロのゴルフレッスン

「​ゴルフ量販店でパッティング練習用の棒が売っていますし、ホームセンターで木や鉄の棒を買っても構いません」​

宮里美香プロのゴルフレッスン

​「この時、パターのヘッドぎりぎりの間隔にすることがポイントです​」

【2】2本の棒の間で、普通にパッティングするように、パターのヘッドを引く

宮里美香プロのゴルフレッスン

「ヘッドが両側の棒に干渉しなければOK!」

宮里美香プロのゴルフレッスン

「手前の棒にヘッドが当たればパターがインサイドに、逆に向こう側の棒に当たればアウトサイドに動いている証拠です」。どちらの棒にも当たらないようにヘッドを動かすことができれば、おのずとパッティングの精度がアップする。つまり、スコアアップの難敵、3パットをしなくなるというわけだ。

【関連記事】
■「100Y以内はウェッジ2本で十分!」宮里美香プロのショートゲームの極意
■宮里美香プロがアマチュアに薦める! 30~70ヤードを打ち分ける4つのコツ
■左足下がりのラフ、転がしor上げ! 宮里美香流アプローチ術
■宮里美香プロが伝授! アゴが高いバンカーを抜け出す3つの鉄則

Mika Miyazato
1989年沖縄県生まれ。父親の影響で8歳からゴルフを始める。アマチュア時代から才能を開花させ、14歳で日本女子アマ選手権を最年少優勝するほか、JGAナショナルチームで多くの海外遠征を経験し、世界を舞台に活躍。地元、興南高校を卒業後、2008年暮れのLPGA最終予選会で一発合格を果たし、’09年から’17年シーズンまで9年間LPGAのメンバーシップを維持する。’10年、’13年の日本女子オープンに優勝し、当時、最年少で同大会複数回優勝を達成。’12年にはLPGA初優勝も成し遂げ、同シーズンはロレックスランキングで8位、年間獲得賞金ランキングで11位と、自己最高成績を残す。’19年から日本ツアーに凱旋出場すると、2期連続でシード権を獲得し、今日に至る。’19年よりアコーディア・ゴルフと契約。’22年6月から産休中。

アコーディア・ゴルフ×ネクスト・ゴルフ・マネジメントのゴルフメディア「SHIBAFU」 【外部サイト】

TEXT=POW-DER

PHOTOGRAPH=池田佳史(mo'better)

PICK UP

STORY 連載

MAGAZINE 最新号

2024年5月号

ゴッドハンド

ゲーテ5月号表紙

最新号を見る

定期購読はこちら

MAGAZINE 最新号

2024年5月号

ゴッドハンド

仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ5月号』が3月25日に発売となる。成功者たちを支える“神の一手”を総力取材。すべてのパフォーマンスを上げるために必要な究極の技がここに。ファッション特集は、“刺激のある服”にフォーカス。トレンドに左右されない、アートのようなアイテムが登場。表紙は、俳優・山下智久。

最新号を購入する

電子版も発売中!

定期購読はこちら

SALON MEMBER ゲーテサロン

会員登録をすると、エクスクルーシブなイベントの数々や、スペシャルなプレゼント情報へアクセスが可能に。会員の皆様に、非日常な体験ができる機会をご提供します。

SALON MEMBERになる