MAGAZINE &
SALON MEMBERMAGAZINE &
SALON MEMBER
仕事が楽しければ
人生も愉しい

GOLF

2022.04.24

【エリートグリップ・Dr.EAST】ゴルフ周辺グッズの新たな可能性。「I.Plane pro」、「デリットテック」――ゴルフギア連載

ゴルフギアは進化がめざましく、同時にゴルフファッションの多様化がここに来て一気に進んでいる。ギアやレッスンプロに精通するゴルフライター出島正登氏と、ゴルフのファッションに注目しているゲーテ前編集長の二本柳陵介が新作を解剖。第七回目の今回は、「エリートグリップ I.Plane pro」、「Dr.EAST DERIT TECH」をご紹介! ゴルフギア連載はこちら

エリートグリップ I.Plane pro

エリートグリップ社は創業当初からJGTOチャレンジツアーを主催し、ツアー選手とのコミュニケーションを大切にしている会社だ。その開発テーマは練習器具の細部にまで行き届いている。「I.Plane pro」はツアートーナメントにて誕生したスイング調整システムで、ツアー選手の要望に応えた「プレーヤーの視点で、性能重視の製品」である。プロであっても多忙なツアースケジュールではスイングにズレが生じてくるもの。この「I.Plane pro」は、理想的な正しいスイング、ドローボールやフェードボールなどの打ち分けをガイドしてくれる。いままでありそうで無かった、ゴルフプレーヤーのための練習器具が「エリートグリップ I.Plane pro」だ。

出島 この練習器具はトーナメントの練習場でプロが使っているのを見て気になっていたんです。ただ、この手の練習はタオルで代用したりして昔からやっていた記憶はあるので、今更こういう練習器具は必要なの?って思ってたんですけど、やってみると意外とめちゃくちゃいい練習器具でした。

二本柳 具合的にどのあたりが?

出島 このプレートの曲線を目安にしてクラブを動かして軌道を確認するものなんですが、実際にやってみると、いかに自分が手先でクラブを動かしているかがわかるんです。こんなに体を使わなきゃいけないんだって体感できる点に個人的にメリットを感じています。

二本柳 これってグリップの会社が作ったってこと?

出島 そうなんですよ。エリートグリップは多くのプロが使用しているだけでなく、アマチュアにも人気のグリップメーカーですが、素振り用の練習器具(ワンスピード)なんかも多く作っているんです。「I.Plane pro」はプロからも使いたいって言われる声が多くて、今は品薄らしいですよ。

二本柳 一般の人でも購入できるんですよね?

出島 もちろん買えます。自分もショップでたまたま見つけた時に思わず買ってしまいました。

二本柳 でも、そんなに効果があるんですね?

出島 アマチュアにはもちろん効果が高いと思いますけど、プロにとっても効果は高いようです。プロなので基本的にはスイングプレーン(軌道)は安定しているんですけど、疲れてきたりすると、プロでも手打ちになる傾向があるそうなんです。それを改めてチェックできるという感覚らしいですね。

二本柳 そりゃ疲れてきたら手打ちになっちゃうよね。

出島 シンプルだけど凄く良い練習だと思います。

二本柳 いつやるのが良いの?ラウンドの前とか?

出島 ラウンド前とか効果的かもしれませんね。もちろん普段の練習にも良いですし、自宅とか室内でクラブを持たずにシャドウスイングするだけでも効果はあると思いますよ。

二本柳 やってみようかな。

出島 ぜひやってみてください。スイングって円運動が基本なんですけど、アマチュアは真っ直ぐに飛ばしたいものだから、ついついヘッドをストレートに動かそうとしていまいがち。それを矯正するのにもいいと思いますよ。

二本柳 確かに真っ直ぐ真っ直ぐ動かしたくなるよね。

出島 「I.Plane pro」を使えば正しい動きが身につきますよ!

ストレートボール、ドローボール、フェードボール、調整したい打ち方それぞれのセッティングをすることが出来る。
エリートグリップ I.Plane pro アライメントスティックセット ¥13,200
詳しくはエリートグリップのの公式HPまで。

Dr.EAST(ドクターイースト) デリットテック

「Dr.EAST」は、医学面からの様々なテクノロジーを駆使し、商品を展開し続けるヘルスケアブランド。その技術によって「締め付けない体幹サポート」を実現しているのが、今回紹介する低圧スパッツ「デリットテック」。履き続けるだけで身体のベースを整えるというプロモーションの通り、筋肉と関節の理想的な動きを実現させてくれる。アスリートのコンディション管理のためにまず先決な、「身体のゆがみを調整すること」をクリアし、身体本来の動きを発揮させるのが、「Dr.EAST デリットテック」だ。

二本柳 パンツですか。面白い切り口ですね。これは元々どこで知ったんですか?

出島 ゴルフ関係の知人からゴルファー専用のパンツがあると話を聞いていたので、今年のゴルフフェアで実際に話を聞きに行ってきたんです。実は僕は元々、ゴルフ専用ではないんですが、スポーツパンツのようなものはゴルフの時に着用していたので興味があったんです。

身体本来の動きを発揮させるスポーツコンディショニングから生まれた「低筋圧理論」をもとに、過剰な固定や圧迫の無い低圧スパッツを実現。
Dr.EAST デリットテック Short Spats ¥7,800
詳しくは公式HPまで

二本柳 矯正下着みたいな感じなのかな?

出島 そうですね。スポーツ選手もこの手のアンダーウェアを着用している人は多いと思いますが、個人的にはちょっと圧迫感を感じる一面もあるかなと。もちろん全てのタイプを着用したことがないので一概には言えませんが。その点で「デリットテック」はそういう圧迫感がありませんでした。普通のパンツを履いているみたいな感じで。
どうやら「デリットテック」は肌にあたるだけで矯正力がある素材を使用しているらしいんです。締め付けなくても、肌にちょっと圧がかかるだけで矯正効果が得られる。だから締め付け感は無くても姿勢が良くなるんです。
ゴルフは他のスポーツと比べてもプレー時間が長く、歩いている時間も長いので姿勢が崩れやすいんですよね。

二本柳 姿勢ってスイングするときの?

出島 そうです。アドレスして上半身を前傾させたときの姿勢です。もちろん歩くときの姿勢が悪くなると、疲れやすくもなりますし、これを履くだけでいろんな面で効果があると思いますよ。

二本柳 そうなんだ。ゴルフでプレー中のパンツは考えたことが無かったな。

出島 ゴルフに限ったことではないですが、スポーツにおいて股関節ってかなり重要なパーツなんですが、「デリットテック」を履くと股関節が入る感覚があるんですよね。アドレスに安定感が出るというか。自覚はないですけど歩く姿勢も良くなっていると思います。

二本柳 50歳超えると、人って歩き方変わりますものね。

出島 「デリットテック」を履いてプレーしてみて疲れないなと思いました。終盤のホールでも足が重くならない。疲れってやっぱり足からくるんですよね。足で踏ん張れなくなると、スイングのバランスも悪くなりますからね。
ずっといい姿勢をキープできるから疲れない。結果、いいスイングができる。このパンツは手放せません。


Masato Ideshima(左)
研修生を経てゴルフ出版社に勤務。現在はフリーライターとして、ゴルフメディアを中心に活動。国内男子のAbemaツアーのライターも担当。ゴルフ歴30年。ベストスコア70。研修生時代に工房をしていたこともあり、自身のクラブは自分で調整。年齢と共に効率良く飛ばせて、スコアが出せるギアを探し続けている

Ryosuke Nihonyanagi(右)
ゲーテ前編集長。長谷部誠「心を整える。」などベストセラー多数担当。長年、アコーディアの会員誌を製作。ゴルフ歴は6年。ギアは見た目派。ウエアは白が好み。スイングを綺麗するのが目標。ベストスコアは81。

TEXT=荒谷優樹(ゲーテ編集部)

PHOTOGRAPH=植一浩

PICK UP

STORY 連載

MAGAZINE 最新号

2024年6月号

ボルテージが上がる! 魂のハワイ

2024年6月号表紙

最新号を見る

定期購読はこちら

MAGAZINE 最新号

2024年6月号

ボルテージが上がる! 魂のハワイ

仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ6月号』が4月25日に発売となる。今回のテーマは、安息と刺激が共存するハワイ。オアフ島に加え、ハワイ島、ラナイ島と3島にわたるアイランド・ホッピングを総力特集! 知る人ぞ知る、超プライベートリゾートから、新しくオープン&リニューアルしたホテル情報、最旬グルメ、死ぬまでに一度はみたい絶景、最新ゴルフ場事情など、今知りたいハワイを完全網羅する。 表紙は、ソロアーティストとして新たな道を突き進む、三宅健と北山宏光のふたりが登場。

最新号を購入する

電子版も発売中!

定期購読はこちら

SALON MEMBER ゲーテサロン

会員登録をすると、エクスクルーシブなイベントの数々や、スペシャルなプレゼント情報へアクセスが可能に。会員の皆様に、非日常な体験ができる機会をご提供します。

SALON MEMBERになる