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GOLF

2022.03.08

癖を改善してスコアアップ!──連載「吉田洋一郎の最新ゴルフレッスン」

世界No.1のゴルフコーチ、デビッド・レッドベターの愛弟子・吉田洋一郎。顧客の多くが国内外のエグゼクティブ、有名企業の経営者という彼による、スコアも所作も洗練させるための“技術”と“知識”を伝授する最新ゴルフレッスンコラムをまとめて振り返る。まだまだ厳しい寒さが続くが、ゴルフシーズン到来に向け、コソ練を積み重ねてスコアアップを目指したい。

ゴルフ場でショートパットが面白いほど入る! コツは「膝をピン」

吉田洋一郎

先日、知人のアマチュアゴルファーと一緒にラウンドをする機会があった。彼は90前半でラウンドするくらいの腕前なのだが、パッティングの構えが気になった。どうも見た目が良くないのだ。

彼のアドレスは膝を大きく曲げ重心が低い。その状態から上半身を前傾させ、肘を曲げながらわきを締めて構えているのだが、体と腕の距離が近い「懐がない」状態で窮屈に見える。おそらく彼は、そのほうがどっしりとした構えになり、安定したショルダーストロークができるように感じたのだろう。

確かに、パッティングでは「下半身を動かさないようにどっしりと構えろ」とアドバイスされることがある。しかし、それは下半身を動かさないことが目的であり、膝を曲げて重心を低くするという意味ではない。パッティングの名手と呼ばれるリッキー・ファウラーやタイガー・ウッズは膝を大きく曲げて重心を下げて構えてはいない。どちらかというと膝は緩める程度でほとんど曲がっておらず、どっしりというよりはスッと立っているように見える。

パッティングのアドレスで膝を曲げすぎると、上半身を前傾させることができなくなり、上半身の回転が横回転になりやすくストローク軌道がフラットになる。膝を大きく曲げたパッティングアドレスは見た目が良くないだけではなく、機能的にも好ましくないのだ。

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あなたのアドレスは右を向いていませんか?

吉田洋一郎

久しぶりにラウンドレッスンを行った。そのなかに10年以上名古屋から通ってくれているアマチュアゴルファーがいた。教え始めた頃はハンディ12くらいの腕前で、ドライバーの飛距離は230ヤードほどしか飛ばず、球筋も弱いスライスだった。しかし、これまでコツコツと地道に練習を続け、今ではプロゴルファーをオーバードライブするほど飛距離を伸ばし、見事なフェードボールを操る片手シングルとなった。クラブ競技でもタイトルを獲得するなど、毎年着実にステップアップしている。

ちなみに、地道にコツコツと練習するというのはシングルになるアマチュアの共通点だ。飛躍的に上手くなる方法はないかと考えているアマチュアも多いが、そういう人はなかなか技術が向上しない。ゴルフに限らず、うまくいくための魔法の薬など存在するわけがなく、結局は適切なスイング構築の方法を学び、コツコツ練習して一つずつ課題をクリアしていくしかないのだ。

それはさておき、その日のレッスンは、練習場でスイングをチェックしてから、ハーフラウンドを回るという内容だった。練習場ではそれほど大きな問題点もなく、微調整の範囲でスイングチェックを行った。ところが、スタートホールのティーショットで、とんでもなく右を向いて構えていた。フェアウェーよりも40ヤード右のOBゾーンを向いていたのだ。そのアドレスの向きでどうなるのか観察するため、声をかけずにそのまま打ってもらったのだが、ボールはフェアウェーをとらえ、他の参加者たちはナイスショットと声をかけた。しかし、スイングは練習場で見たこともないアウトサイド・イン軌道で、ボールはアドレスの向きよりもかなり左に打ち出されていた。

「どこを向いて構えていましたか?」と声をかけてみたが、本人は「フェアウェーセンターのポールです」と右を向いている自覚がない。

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飛ばそうと力む人に多い、右手の使いすぎを治すゴルフ練習法

吉田洋一郎

アマチュアのラウンドレッスンを行った。当日参加してくれた山木さん(仮名)を3年ほど指導している、ハンディ12前後の50代後半の男性ゴルファーだ。山木さんは筋力トレーニングをしており、腕力が強いということもあって、ボールを遠くへ飛ばそうとすると上半身に力が入る傾向がある。特にドライバーショットで力んで大きなミスショットが出るという傾向があり、スイング中の力みをとることに取り組んできたが、3ヵ月ぶりにスイングをチェックすると元の力感の強いスイングに戻ってしまっていた。

アドレスから力みが強く、トップでは肘の位置が高く右わきが開いたフライングエルボーになっていた。その結果、ダウンスイングで右手を使ってアウトサイドからクラブを振り下ろしてしまい、プルフックやこすり球のミスが出ていた。更にインパクトで強く打とうと力むため手元が先行してフェースが開き、プッシュアウトやシャンクが出ることはもちろん、ヘッドスピードも落ちてしまっていた。

ゴルフの場合、筋力があり腕っぷしが強いからといって、飛距離が出るとは限らない。むしろ、飛ばそうとして力任せのスイングになってしまう恐れがある。山木さんの場合も、力を入れてもプラスにならないと頭では分かっていても、ドライバーを手にすると飛ばしたくなって手や腕に力が入ってしまうようだ。力を入れて飛ばそうとすればするほど、球は曲がって飛距離も落ちるものだ。上半身に力を入れてクラブを急加速させることは何もメリットを生まない。

飛ばそうと手や腕に力が入ると、人はどうしても普段使い慣れている利き手や利き腕に力を入れてしまう。つまり右利きのゴルファーは右手を過剰に使ってしまうのだ。

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TEXT=吉田洋一郎

PHOTOGRAPH=小林 司

COOPERATION=取手桜が丘ゴルフクラブ

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