日々、国内外を飛び回る忙しい大人にとって、出張にどんな装いで行くかは重要なところ。トレンドが移り変わるように、仕事=スーツという常識も変わりつつある昨今は、ビジネスパーソンがファッションを謳歌するのに最大の好機。旅先はもとより移動時でさえも快適で上品に装うことが、仕事と私事を両立する証と言えるのだ。今回は、肩肘張らずに飾るジャケット&パンツを紹介する。
1.グッチ/クラシカルな出で立ちが揺るぎない品格を与える
ダブルの仕立てがレトロ感を滲ませる一方で、ナロー気味のピークドラペルが洗練された上品さを演出。トロリーに取りつけた、ウェブ ストライプのバンドがアクセントに。
2.ジョルジオ アルマーニ/上品なダークトーンは軽快素材で春らしく
シアサッカー生地を採用したアンコン仕立てのダブルブレステッドは、きちんと感とクラシック感を見事に両立し、色気さえ醸しだす。重くなりがちなセットアップを素材と仕立てで軽快に魅せる。
3.ダンヒル/タイドアップでもさり気なく旬な要素をブレンドする
テクニカルウールにシルクをブレンドしたセットアップは、レトロ調のシルエットを現代的に再構築。タイドアップすることでフォーマルな印象を添え、インナーのネイビーが洗練さをプラスするアクセントに。トレンドも加味された大人のビジネススタイルだ。
4.ロロ・ピアーナ/快適でエレガント。移動中の長座も優雅に魅せる
スタンドカラーとテーラードの2WAYジャケットは、肌あたりのいいカシミアを贅沢に使用し、レザーのトリムがさらに上品さを後押し。ストレッチの効いたボトムスは、シワになりにくく長座の後もコンフォートでキレイなシルエットをキープしてくれる。