FASHION

2023.04.03

エルメス、ディオールetc. 旅先で纏いたい最上級の着こなし7選

旅の服選びにおいて、TPOは考慮すべきか。いつもと違う非日常で、そんな束縛は捨てるべき。確かにそうかも知れない。でも、こんな考え方ならどうだろう。海に似合う色を、風を心地よく感じる素材を、いつにない遊び心を。旅を全身で感じるために、洋服を纏いたい。

旅する服・プロローグ

1.エルメス/誰に見られることなく自己満足を満喫する

旅先でエルメスを纏う。これ以上に心が満たされることはない。1枚仕立てのテクニカル素材が軽やかなジャケットは、さらに身体も解き放つ。足元も、サンダルで軽快に。極上の薄手レザーのインナーに、らしさを匂わせながら。

旅する服・エルメス

ジャケット¥523,600、タンクトップ[参考商品]、パンツ¥162,800、ハット¥61,600、サンダル¥126,500、スーツケース¥1,540,000、バッグ¥699,600(すべてエルメス/エルメスジャポン TEL:03-3569-3300)

 

2.フェラガモ/旅の開放感が、色なき色をあざやかに見せる

大型ポケットや着脱できるパデッドインナーを備えたジャケット。ショーツにもなり、ドローコードでシルエットが変化するパンツ。ギミックに溢れるそれらも、白で揃えたなら開放的になる。

旅する服・フェラガモ

ブルゾン¥539,000、パンツ¥253,000、靴¥143,000、バッグ¥99,000(すべてフェラガモ)、サングラス¥57,200(フェラガモ アイウェア/すべてフェラガモ・ジャパン TEL:0120-202-170)

 

3.エトロ/せっかくの海だから、そんな言葉が似合うショーツ

これほどの大柄なペイズリーを楽しめるなんて、だから夏は嬉しい。ウエストにはマルチストライプが切り替えられるも、しかしサックスブルーとネイビー、そしてホワイトというカラーリングは実に爽やかで、青空を映したプールに溶けこむ。別段トロピカルな柄でなくとも、夏を満喫できるというわけだ。

旅する服・エトロ

ビーチウェア¥59,400(エトロ/エトロ ジャパン TEL:03-3406-2655)

 

4.ラルフ ローレン/潮風になじみつつ、でもあくまで品よく

ジャケットの胸に記すエンブレムにトラッドをにじませつつ、ショーツとの合わせにリラックス感は隠せない。それでいて、白で揃え、さらにカシミアのケーブル編みニットを肩掛けすれば、やはりあくまでもトラッドに。

旅する服・ラルフ ローレン

ジャケット¥132,000、ニット¥138,600、ショーツ¥73,700、シューズ¥77,000(すべてラルフ ローレン パープル レーベル/ラルフ ローレン TEL:0120-3274-20)

 

5.ジョルジオ アルマーニ/主張と脱力、その両立が大人な旅服の奥深さ

シェブロン柄をあしらうコットンニット。ロールネックに旅着らしい余裕を感じる。柔らかなリネン×レーヨン地のワイドパンツとなら、なおさら。おなじみのネイビーも、ここでは海色で。

旅する服・アルマーニ

ニット¥173,800、首に巻いたショール¥46,200、パンツ¥162,800、ベルト¥41,800、手に持ったブルゾン¥352,000、靴¥99,000、バッグ¥159,500(すべてジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070)

 

6.ディオール/見知らぬ土地へ、人へ。一歩踏みだす動機として

今季ディオールが示すテーマのひとつ、アドベンチャーを体現するコーディネイト。軽やかながら、どこかタフさもにじませるコットンブルゾンに、カーゴショーツを合わせる。「CDダイヤモンド」柄もいいアクセント。

旅する服・ディオール

ブルゾン¥400,000、シャツ¥220,000、Tシャツ¥110,000、ショーツ¥270,000、キャップ¥78,000、バッグ¥495,000、靴¥195,800、ソックス¥41,000(すべてディオール/クリスチャン ディオール TEL:0120-02-1947)

7.ブリオーニ/色ではなく素材でリゾートの空気を感じる

リネンにカシミアとシルクをブレンドしたジャケット。大型ポケットが躍動的にして、実に品がいい。黒のシーアイランドコットン製ポロシャツやウールスラックスとでモノトーンに。色はないが、その風合いは実に華やかだ。

旅する服・ブリオーニ

ブルゾン¥577,500、ポロシャツ¥124,300、スカーフ¥99,000、サングラス¥51,700、パンツ・サンダル[ともに参考商品](すべてブリオーニ/ブリオーニ クライアントサービス TEL:0120-200-185)

TEXT=安岡将文

PHOTOGRAPH=TASATO NIRAI

STYLING=五十嵐堂寿

HAIR&MAKE-UP=KANNA SPECIAL THANKS=KAYATSUMA HOTEL&RESORT SHOOTING DIRECTION=八木沼剛(BASEMENT SPEAKS.E INC)

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