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FASHION

2013.12.19

EXILE AKIRA 自己改造計画 Vol.01 CHAPTER1 DANDY

2014年はどうあるべきか!? ヒントは常に大胆に生きる「24時間仕事バカ!」たちにあった。男にも女にも理解される、支持される、年を重ねるごとにモテている。改めてモテるって大切なんだと思う。日々の姿勢も内実も問われるからだ。見た目だって大切、侮れない。そう人生は一度!こうなれば世の中に溢れるちっちゃな常識に囚(とら)われず、プリミティブに大胆にやっていこう。そこで小さなアレンジから大きな挑戦まで、さまざまなプランを大特集。

EXILE AKIRA

1 EXILE AKIRAはスーツをオーダーして己を知る

レイモンド・チャンドラーの台詞を引用するまでもなく、男はタフでなければ生きられない。優しくなければ生きる資格はない。そんな自分を演出し、やがてホントの男前になるための8つの知恵。

身長185センチの、無駄な贅(ぜい)肉のない身体。鍛錬の賜物(たまもの)というべき美しいシルエット。東京・銀座の「サローネ オンダータ」で2014年1着目のスーツをオーダーしたのはEXILEのパフォーマー、AKIRAさんである。採寸は滝沢滋さん。日本屈指のモデリストだ。「僕にとって、スーツはずっと戦闘服」 そう定義するAKIRAさんがスーツを作る際に意識するのは肩だという。「勝負の服なので、それを着ることで力が湧くスーツがいい。ほどよく肩に張りを感じるシルエットが好きです」 AKIRAさんが仕事の場で心がけているのは、等身大。背伸びせず、ただしその時に持つ自分の100%の力を発揮すること。しかし、スーツに関しては、敢(あ)えて背伸びをするという。「5年後の“目指す自分”をイメージして作ります。最初は似合わなくても、年齢やキャリアを重ねることで自然に着こなしたい。そして、そのスーツにふさわしくなったと思えたら、またそこから5年後のイメージでスーツを作るんです。そして、最後はどんなにシンプルなスーツを着ても個性が光るレベルまで成長したいですね」

2 くたくたの財布は見られている

駆け出しじゃあるまいし、領収書やカード類でパンパンになっていたり、パンツのポケットでつぶれてしまった財布なんて論外。それでは間違いなくお金は貯まらない。これは何も、風水や縁起の類いの話ではない。財布の扱いとはすなわち、お金の扱い。つまりだらしない財布を使っていると、お金に対してもだらしない、というわけだ。 だから買い替える。今ならうってつけなのが長財布だ。紙幣を折らずに収納するため、必然的にお金の扱いが丁寧に見える。またヒップポケットではなく、鞄やコートの内ポケットから取りだす仕草も上品に映る。“財布を新調すると運気が変わる”とは、あながち迷信ではない。

財布画像

長財布のなかでも近年人気のラウンドジップタイプは、ジッパー開閉で不用意に開いて中身が出てしまうこともなく使いやすい。上段左から:¥144,900(グッチ/グッチ ジャパン TEL:03-5469-6611) ¥95,500(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン カスタマーサービス フリーダイヤル:0120-00-1854) 中段左から:¥86,100(ボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン TEL:0570-000-677) ¥80,850(ディオール オム/クリスチャン ディオール TEL:0570-200-088) 下段左から:¥37,800(コーチ/コーチ・カスタマーサービス・ジャパン フリーダイヤル:0120-556-936)¥126,000(ヴァレクストラ/ヴァレクストラ・ジャパン TEL:03-3563-5505)

3 帽子を、一生被らないで終わっていいのか?

よく言われるように、かつて帽子は大人の男性の外出には欠かせない嗜みのひとつだった。毎日洗髪するのが当たり前となり、冷暖房も完備されている現在、その実用性は希薄となったが、被(かぶ)った際の紳士然とした風格は健在である。逆に今ビジネスシーンで帽子を被れば、一度会ったら忘れられない個性となるはずだ。気負うことはない。なぜなら帽子は、スーツが似合う男なら誰にでも似合うものなのだ。何よりそんな世代になったのだから、帽子を堂々と楽しみたい。

【画像)帽子

クラシックなスタイルがビジネスシーンでも合わせやすい中折れ帽(英名はセンタークリース)は、1枚のフェルトを蒸気で成型して作られる。上質なものにはラビットファー(兎毛)がふんだんに用いられており、とても軽くて暖かい。グレー¥23,100、ネイビー¥31,500(ともにKIJIMA TAKAYUKI TEL:03-3770-2174) ベージュ¥26,250(ノックス/銀座トラヤ帽子店 TEL:03-3535-5201)

4 もう二度とビニール傘は持たない

伊丹十三氏のエッセイに、幼い頃、女物の傘を持たされて買い物に行き、周囲の視線を浴び、子供心にもたまらなく恥ずかしい思いをした。そしてそれが原因で大人になって過度に男性的な傘を所有して快としているのだ、という話がある。1本の傘に対する氏の繊細さと共に、傘というものの存在感にも気づかされた。氏も指摘したようにかように傘は見られている。大人の男としてふさわしい傘を持ちたい。間に合わせはやめよう。人生に対する姿勢の問題だ。

傘画像

伝統的な製法を駆使したクラシックな洋傘は、軽く丈夫で細く巻けるため、エレガントに持ち歩ける。上:¥204,750(フォックス・アンブレラ/フォックス・アンブレラズ ジャパン TEL:03-5464-5247) 中:¥71,400(スウェイン・アドニー・ブリッグ/アソシエイテッド・インターナショナル TEL:03-3479-3311) 下:¥19,950(前原光榮商店/前原光榮商店コールセンター フリーダイヤル:0120-63-2288)

5 行きつけのカフェはレトロな喫茶店

ひとりアイデアを練る場所を、レトロな喫茶店に変えてみる。裏路地を抜け、小さくて重い扉を開ければ、コーヒーの香りとともに広がる、ゆったりとした時間。長年その街でコーヒーを淹れ続けた店主の話に耳を傾けながら、じっくり思考を働かせれば、自(おの)ずとアイデアも生まれてくるはずだ。ゆっくりと街を歩いてみれば、そんな「自分だけの隠れ家」になる喫茶店は実はどこにだってあるもの。時には打ち合わせ場所に指定し、相手をもてなして、大人の余裕を見せつけるのもいい。

神保町 ラドリオ

レンガ造りの店内には、シャンソンがかかる

神保町 ラドリオ
1949年開業、夜はバーにもなる神保町の老舗喫茶店。
住所:東京都千代田区神田神保町1-3
TEL:03-3295-4788
営業時間:11:30~22:30(月~金曜)12:00~21:00(土曜)
休み:日曜・祝日

6 年明けから、ずっと同じだったタイの結び方を変える

思考停止は、日々の生活や仕事が“ルーティン化”することで起こる。逆にいえば、習慣となってしまったことを意識的に変えれば、気分が変化するだけではなく、新しい思考が動きだすキッカケにもなり得る。例えば毎日身につける、タイの結び方を変えてみる。それも思考が止まっていては結べないような、やや複雑な結び方のほうがベターだ。そもそもタイの結び方とは、いくつかのパターンの組み合わせによって完成される数学的なものであり、ルーティン化しやすい。つまり凝り固まった思考回路に新たな刺激を与えるには、まさしく格好の作業ともいえるわけである。

【画像】ゲーテ推奨「セントアンドリュー結び」の結び方

ゲーテ推奨「セントアンドリュー結び」の結び方 1.まずはタイを裏側にして首にかけ、小剣を上にして持つ。2.大剣を小剣にひと巻きする。3.4.首にかかっている輪に外側から大剣を通す。5.さらに大剣を結び目に巻きつける。6.今度は輪の内側から大剣を通す。7.巻きつけた部分に大剣を通す。8.大剣を引っ張って結び目を襟に収め、形を整えたら完成。逆正三角形の結び目がきちんとした印象タイ¥14,700(ステファノビジ/バインド ピーアール TEL:03-6416-0441)シャツ¥28,350(フランチェスコ・メローラ/リタリオリブロ TEL:03-6427-0247)

The 85 Ways to Tie a Tie

今回ご紹介した「セントアンドリュー結び」も掲載されている洋書『The 85 Ways to Tie a Tie』。タイトルどおり85種類ものタイの結び方が数学的に解説されている。こうした書を参考に、タイの結び方を毎年変えるのもいいだろう。

7 スマホからケースをはずせ。着メロもいらない

スマホやケータイのケースやストラップやデコレーションは日本固有の文化だ。10代、20代の女子ならばまだしも、オヤジが気合を入れるのは恥ずかしい。せっかくの薄くてシャープなデザインも台無しだ。アイドルの曲を着メロにするのも、なんとも……。オヤジが目指すべきはシンプルなスタイルなのである。余計な装飾は今すぐ捨てること。それから、女子高生並みに素早い入力もNG。そんな技術を磨く前に仕事で成果を上げよう。

8 カシミアのチェスターコートを買う

格の違いが出るモノといえば、ホテルのドアマンが人となりを判断するという腕時計と靴、そしてコートである。スタイル全体の印象を決定づけるといえるコートには、投資する価値は十分にある。なかでも試してほしいのがカシミア100%のチェスターコートだ。そのクラシックな佇まいとピュアカシミアならではの上品な艶が醸す風格は、まさに別格。温かく包みこまれるような着心地も申し分ないが、その価値は着る時だけにとどまらない。例えばホテルやレストランで預ける際、なめらかな肌触りだけで格の違いが伝わるため、もてなしも自ずと変わってくるはず。生涯のワードローブともなり得るので、ぜひ揃えてみてほしい。

【画像】コート

KITON 北イタリア製カシミア素材を用い、ナポリ屈指のサルトが仕立てたチェスターコートは極上の着心地。ダブルながら合わせが浅く、着丈も短いため、ジャケット感覚で軽やかに羽織れる。コート¥912,450、シャツ¥47,250、タイ¥30,240、グローブ¥75,600(すべてキートン フリーダイヤル:0120-838-065) スーツ¥93,450(ポール・スチュアート/SANYO SHOKAI フリーダイヤル:0120-340-460) 靴¥61,950(ダーバン/レナウン プレスポート TEL:03-5772-7160)

Illustration=八重樫王朝

*本記事の内容は13年12月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい

TEXT=神舘和典、竹石安宏

PHOTOGRAPH=富永よしえ(FEMME)、隈田一郎、吉山裕次郎、前田 晃

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