面白い趣向の展覧会が2024年5月からスタートしている。パリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館という3都市の美術館による「TRIO展」だ。34のテーマに沿い、各美術館が作品をセレクトし合うというもの。
パリ、東京、大阪の名品が夢のコラボ!
20世紀から現代にかけて活躍した西洋と日本の110名のアーティストの作品群は、初来日作品32点を含む、約150点。バスキアと佐伯祐三のストリートアート対決、藤田嗣治とマリー・ローランサンの女神競演、パブロ・ピカソと萬鉄五郎のキュビズム作品の謎かけなど、その組み合わせに唸るはず。
巨匠たちが同じテーマで描いたら、と妄想をしながら見て、比べて、誰かに話したくなる。大阪でも2024年9月14日開催に。
「TRIO パリ・東京・大阪モダンアート・コレクション」
会場:東京国立近代美術館
会期:2024年5月21日(火)~8月25日(日)
開場時間:10:00~17:00(金・土曜~20:00、入室は30分前まで)
休館日:月曜(他HP参照)
料金:一般¥2,200ほか