音楽のみならず、メディア・アート分野においても大きな功績を残してきた音楽家・坂本龍一。その名を冠した本展の肝は、ICC主任学芸員の畠中実氏に加え、坂本と共同制作を行うなど親交が深かったライゾマティクスの真鍋大度氏を共同キュレーターとして迎えたことだ。
未来に向けた坂本龍一像を提示
坂本の遺した演奏データをもとにした作品や、国内外のアーティストによる坂本との関わりのある作品、そしてこれまで開催されたICCでの展示の記録をもとに構成。坂本の活動を継承、展開し、未来に向けた坂本龍一像を提示することを試みる。
最新の技術とともに、常に新しい表現に挑戦し続けた坂本。その残された表現を未来へとつなぐ一員になってみては?
「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」
会場:NTT インターコミュニケーション・センター[ICC]
(東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4F)
開場時間:11:00〜18:00(入館は30分前まで)
会期:2023年12月16日(土)〜2024年3月10日(日)
休館日:月曜、年末年始、2024年2月11日
料金:一般¥800ほか