「日本からアジアへ、日本から世界へ」をコンセプトに、若手アーティストのコレクション展などを開催するT&Y Projectsが、米国ロサンゼルスに常設ギャラリーをオープンした。
花井祐介らがオープニングエキシビションに参加
T&Y Projectsは、アートコレクターである栗田裕一氏が代表理事を務める、アート普及活動を行うために設立した財団だ。多くの人々がアートに触れ、そして国内外で活躍する日本人アーティストが、日本から世界へと活動を広げる機会に繋がればという想いから、2021年秋にTERRADA ART COMPLEX内にビューイングルームを設立。若手アーティストのコレクション展の開催や、次世代の文化的実践者を育成するプログラムと助成も行っている。
そんなT&Y Projectsが更なる発展を目指し、2023年8月25日(金)に米ロサンゼルス、ダウンタウンエリアに常設ギャラリー「T&Y GALLERY」をオープンした。アートディストリクトの中心部に位置する1930年代建造のファクトリー跡地をリノベーションし、広さ約372㎡、天井高6mを超えるダイナミックなスケールで、ここを拠点に、T&Y GALLERYが掲げる日本で活躍するアーティストとデザインの海外発信を行うという。
さらに、2023年9月30日(土)までの期間、オープニングエキシビションとして、花井祐介氏、ハービー・フレッチャー氏、バリー・マッギー氏のグループショー「Shapeshifter」も開催。このエキシビションのために制作された3人によるコラボレート作品も展示される。 ロサンゼルスを訪れた際は足を運んでみてはいかがだろうか。