食に対して圧倒的な情熱とこだわりを持つ秋元康、小山薫堂、中田英寿、見城徹が選ぶ、最強にして超最新レストランガイド「ゲーテイスト2025」。舌が唸り、心踊る「弩級の肉料理」から、今回は東京・麻布十番の「鳥善 瀬尾」をご紹介。

中田「フワッと軽くて美味しい焼鳥。個室もあってゆっくり過ごせる」
名店『鳥善』で修業した瀬尾博之氏が2003年に麻布十番で開業した焼鳥店。基本のコースは16品で、コースに追加注文できるレバーパテなどの一品料理も充実。「鶏は肉の繊維が焼けて溶けた時の旨みが美味しいので、中までしっかり熱を入れることが大切」と瀬尾氏。ワインも豊富に揃っていて、タレの焼鳥にはピノ・ノワールがお薦めとのこと。
中田 ここの焼鳥は最近流行っている肉肉しい焼鳥と違って、ジューシーでありながらフワッと焼かれていて美味しいです。
秋元 確かに昔ながらの焼鳥はこうあってほしいという感じですよね。
小山「これぞ焼鳥。久しぶりに行って感動しました」
小山 僕も先日久しぶりに行ったんですけど、美味しくて、これぞ焼鳥だなって思いました。
見城 みんなよく知ってるね。
中田 たしか20年以上前からあるお店なんです。でもカウンターだけでなく個室もあって、落ち着いて過ごせるのがいいです。焼鳥は一本一本が軽いし、何を食べてもバランスがいいと思います。
小山 何本でも食べられる感じですよね。
中田 最近の焼鳥のトレンドとはちょっと違いますが、僕は好きです。
この記事はGOETHE 2025年9月号「特集:陶酔レストラン ゲーテイスト2025」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら