多くのアーティストやデザイナーとコラボレーションをしてきたドン ペリニヨン。年末年始のこの時季、話題を集めているのが現代アート界の伝説、バスキアへトリビュートしたシャンパーニュだ。【特集 シャンパーニュの魔力】
バスキアを纏ったドン ペリニヨンの芸術性
シャンパーニュのクリエイターとも称されるドン ペリニヨンは、これまで四半世紀にわたってマーク・ニューソン、カール・ラガーフェルド、デヴィッド・リンチ、ジェフ・クーンズ、吉岡徳仁、レニー・クラヴィッツ、レディ・ガガなど多くのアーティストやクリエイターとコラボレーション。また2010年にはポップアートの旗手、アンディ・ウォーホルをトリビュートし、アートな限定ラベルの商品をリリースしている。
そして2024年、メゾンがオマージュを捧げたのは、世界的カルチャーアイコンであるジャン=ミシェル・バスキアだ。3種のボックスが用意されている「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2015 トリビュート・トゥ・バスキア コレクション」には、1983年に発表されたバスキアの『IN ITALIAN』の一部がそれぞれのボックスにあしらわれており、3つを組み合わせることで一枚の絵画が完成する。
「世界で最も素晴らしい宝物は芸術です。芸術は、人がこの世を去った後にも朽ちることなく生き続けるからです」は、27歳で夭折し、伝説となったバスキアが残した言葉。このシャンパーニュもまた、未来に遺したいコレクションだ。
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MHD モエ ヘネシー ディアジオ TEL:03-5217-9777
この記事はGOETHE 2025年1月号「総力特集:シャンパーニュの魔力」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら