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2023.09.20

最高峰鮪の食べ比べも! 日本一の鮪仲卸『やま幸』が手がける会員制鮨店「乃南」

会員制とは、仕事場と家庭以外の“拠点”であり“サードプレイス”、そして、そこは人生を間違いなく豊かにしてくれる。いい大人たるもの持っておきたい、それが現代における最新のメンバーシップだ。今回は、麻布十番店「乃南(ノナミ)」を紹介する。【特集 会員制という愉悦】

「乃南」のカウンター
8人まで座ることが可能なカウンター。店の奥に掛かるのは草間彌生の『赤富士』の版画。

最高峰鮪の希少部位の食べ比べも特権

入り口は違うが「HIBACHI」と同じ建物内にあり、日本一の鮪仲卸である「やま幸」が本領を発揮する会員制鮨カウンター。最高品質の鮪や魚介はもちろん、他の鮨店にはほぼ出回らない鮪の希少部位の用意もあり、日によって違うが運がよければ10種類の食べ比べをすることもできるという。

オープンから店主を務める田邉正人氏は当然ながら鮪の扱いに精通。季節、産地、漁法により味わいの違う鮪の状態を見極め、熟成赤酢をはじめ3種の酢と焼塩を日々調合を変えながらその日の鮪にフォーカスしたしゃりに仕立てる。

また、希少中の希少部位、かつ手間がかかる筋と筋の間の“はがし”も、見た目から味わいまで完璧な状態で楽しめるのもここならではだ。

「乃南」の鮪
日本一の鮪仲卸直営の会員制鮨店とあって、まさに最高峰の鮪を堪能できる。
「乃南」の鮨
酸味の効いたしゃりが鮪の繊細な脂、香りを引き立てる。左手前からお腹(じゃばら)の大トロ、中トロ、赤身、尾身のはがしと突先のはがし。はがしは、舌の上でふわっととろけて消えるシルキーな食感が格別で、いつまでも記憶に残る。

基本的にはその日の最高の魚介によるおまかせコースで料理7〜8品、握り12貫が供されるが、「メンバー様や同伴の方の好みに寄り添って仕入れをしています」と田邉氏。

鮨だけでなく、「HIBACHI」の鉄板焼き料理が食べたい時にはアラカルトで注文して運んできてもらうこともできるし、「HIBACHI」で「乃南」の握りをお願いすることもできるなど、至れり尽くせりで“最高峰”に浸ることができる。

「HIBACHI」の入り口
「乃南」の扉の横には、同系列の「HIBACHI」の扉が。ともに「やま幸」による会員制店舗。48人のメンバーと、その同伴者だけが開けることを許される扉だ。

▶︎ Become a Member
「HIBACHI」も「乃南」もメンバーは同じで48名。現在のところ募集はしていないが、欠員が出れば紹介、審査を経て入会できる可能性も。入会金・年会費あり。会員特典として、ネーム入りのグラス、トーション、トリュフスライサーが用意される。

乃南/NONAMI

住・TELほか非公開。
料金:¥30,000~※1日1組限定。

【特集 会員制という愉悦】

この記事はGOETHE2023年10月号「総力特集:会員制という愉悦」に掲載。▶︎▶︎購入はこちら

TEXT=藤田実子

PHOTOGRAPH=菊池陽一郎

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