GOURMET

2023.07.16

桃仙閣|中田英寿が今一番お薦めする中華

美食を追求する秋元康小山薫堂中田英寿見城徹が選ぶ、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2023」。賢者たちが日常使いする、居心地の良いお店を紹介する。今回は東京・六本木の「桃仙閣(とうせんかく) 東京」。

「桃仙閣」の揚げ鶏の唐辛子と山椒の香草炒め

サクッと柔らかな鶏と山椒の香りが爽やかな「揚げ鶏の唐辛子と山椒の香草炒め」¥539。

中田英寿「いつ行ってもハズレのない、使い勝手のいい中華」

島根県松江市に本店を構える『桃仙閣』の2代目が2020年に開業した東京支店。麻婆豆腐などのなじみ深い中華料理と、フランスを中心とする200種類以上のワインが揃う。

中田 最近いろいろな中華に行ったなかで一番お薦めなのがここです。メニューは全部アラカルトで、小さいポーションを小皿で出してくれるので、すごく食べやすいんですよね。料理はシンプルだけど何を食べても美味しいし、ワインも手頃な価格のものが揃っています。それに個室もたくさんあります。

見城 それはいいね。

中田 六本木のど真ん中にあって、メニューが豊富で、値段も高すぎず、使い勝手がいいんです。深夜1時まで開いてます。

「桃仙閣」の店内

シンプルでモダンな店内。中国の書画は島根本店の創業者が集めたもの。さまざまなグループに対応する個室を備える。

秋元 ちょっとちょっと。そんな最高の中華、なんで今まで知らなかったんだろう。

小山 夜遅めの時間に何かちょっと食べて帰りたい、っていう時にいいですね。

「桃仙閣」の蟹の春巻

パリッとした軽い皮に柑橘を絞って楽しむ「蟹の春巻」1本¥1,650。

「桃仙閣」のエビマヨとエビチリの盛り合わせ

「エビマヨ」と「エビチリ」の盛り合わせ¥1,016。本来はどちらもアラカルト1品4尾(¥1,958)だが、少ない量で盛り合わせることも可能。

「桃仙閣」の麻婆豆腐

人気の「麻婆豆腐」¥1,180、「玉子炒飯」¥990。

中田 はい。あと、ここは料理の量を調節できるので「自分はしっかり食べたいけれど相手はあまり食べられない」というような時にも便利です。

見城 それは興味ある。ぜひ行ってみたいね。

桃仙閣 東京/Tousenkaku
島根の本店は1967年創業。食材はその日のうちに使いきり、化学調味料は使わない方針。舌にも胃にも優しい中華を楽しめる。

住所:東京都港区六本木4-8-7 B1
TEL:050-3138-4343
営業時間:17:00~L.O.24:00
定休日:不定休
座席数:カウンター4席、テーブル6席、個室7室(2~12名) 
料金:コース¥13,200~、アラカルト1品¥605~

【特集 ゲーテイスト2023】
 

この記事はGOETHE2023年8月号「総力特集:号泣レストラン」に掲載。▶︎▶︎購入はこちら

TEXT=小松めぐみ

PHOTOGRAPH=上田佳代子

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