美食を追求する秋元康、小山薫堂、中田英寿、見城徹が選ぶ、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2023」。賢者たちが日常使いする、居心地の良いお店を紹介する。今回は東京・六本木の「桃仙閣(とうせんかく) 東京」。
中田英寿「いつ行ってもハズレのない、使い勝手のいい中華」
島根県松江市に本店を構える『桃仙閣』の2代目が2020年に開業した東京支店。麻婆豆腐などのなじみ深い中華料理と、フランスを中心とする200種類以上のワインが揃う。
中田 最近いろいろな中華に行ったなかで一番お薦めなのがここです。メニューは全部アラカルトで、小さいポーションを小皿で出してくれるので、すごく食べやすいんですよね。料理はシンプルだけど何を食べても美味しいし、ワインも手頃な価格のものが揃っています。それに個室もたくさんあります。
見城 それはいいね。
中田 六本木のど真ん中にあって、メニューが豊富で、値段も高すぎず、使い勝手がいいんです。深夜1時まで開いてます。
秋元 ちょっとちょっと。そんな最高の中華、なんで今まで知らなかったんだろう。
小山 夜遅めの時間に何かちょっと食べて帰りたい、っていう時にいいですね。
中田 はい。あと、ここは料理の量を調節できるので「自分はしっかり食べたいけれど相手はあまり食べられない」というような時にも便利です。
見城 それは興味ある。ぜひ行ってみたいね。
桃仙閣 東京/Tousenkaku
島根の本店は1967年創業。食材はその日のうちに使いきり、化学調味料は使わない方針。舌にも胃にも優しい中華を楽しめる。
住所:東京都港区六本木4-8-7 B1
TEL:050-3138-4343
営業時間:17:00~L.O.24:00
定休日:不定休
座席数:カウンター4席、テーブル6席、個室7室(2~12名)
料金:コース¥13,200~、アラカルト1品¥605~