GOURMET

2023.07.14

ICARO miyamoto|本場イタリアの空気感が漂う、中目黒の名トラットリア

美食を追求する秋元康小山薫堂中田英寿見城徹が選ぶ、最強のレストランガイド「ゲーテイスト2023」。賢者たちが日常使いする、居心地の良いお店を紹介する。今回は東京・中目黒の「ICARO miyamoto(イカロ ミヤモト)」。

「ICARO miyamoto」の馬肉のタルタル

オープン以来の人気メニュー「熊本産馬肉のタルタル 赤玉ねぎのアグロドルチェ」¥3,500。

見城徹「ローマの街角で食事をしているような本物感が心地いい」

2008年、サービスを担当する宮本宗隆氏と北イタリアで7年修業をした義隆氏の兄弟でスタート。現在はニセコに移住した義隆氏に代わって、古くからの友人、目黒航(わたる)氏がシェフを務める。

見城 既に有名ですけど、名店なのでゲーテイストに入れておくべきだと思って。

中田 ニセコの義隆さんのお店に今年行きました。相変わらず美味しかったですよ。

見城 ニセコに行ったんだよね。でも、味は全然落ちていない。何を食べても美味しいよ。窓から諏訪山の住宅街が見える抜け感のある眺めもいいしね。ローマの街角のトラットリアにいるような気持ちになる。それに、何よりも宮本さんのサービスが僕は好きだな。客に媚びることなく、しっかりとした知識や経験に裏打ちされたプライドを持った接客。料理やワインの説明も簡潔かつ的を射た表現で気持ちいい。ワインの品揃えも素晴らしいよ。

「ICARO miyamoto」のトリッパのトマト煮

「トリッパのトマト煮」¥2,200。とろりととろける品のよい味わい。

「ICARO miyamoto」のかぼちゃのラビオリ

「かぼちゃのラビオリ サマートリュフ」¥2,600。詰め物は季節によって替わる。

「ICARO miyamoto」のワイン

セラーに眠るワインたち。宮本氏はブルゴーニュワイン好きとあって、イタリアワインだけではないリストも楽しみ。

中田 流行に左右されることなくスタイルを貫いていますよね。アラカルト中心というのも嬉しいです。

見城 こなれたトラットリアって意外と少ないからね。ずっと通い続けたいお店です。

「ICARO miyamoto」のオーナー宮本宗隆氏(左)とシェフの目黒航氏

オーナーの宮本宗隆氏(左)、シェフの目黒航氏。

ICARO miyamoto/イカロ ミヤモト
弟のニセコの店は現在、休業中。2023年冬に再オープン予定。

住所:東京都目黒区上目黒2-44-24 COMS中目黒4F 
TEL:03-5724-8085
営業時間:17:30~24:00(最終入店21:30) 
定休日:日曜 
座席数:カウンター4席、テーブル24席
料金:アラカルト中心だが、5名以上の場合コースで提供。内容は応相談。予算¥15,000~。ワインはボトル¥8,300~

【特集 ゲーテイスト2023】
 

この記事はGOETHE2023年8月号「総力特集:号泣レストラン」に掲載。購入はこちら▶︎▶︎

TEXT=藤田実子

PHOTOGRAPH=菅野祐二

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