本誌連載”仕事に効くレストラン”の2021年分をまとめた第2話目。美食を満喫できる、特別な日を過ごすためや「ここ一番」のシーンで勝ちに行くためのレストランを紹介する。
39階の絶景を望む、フォーシーズンズホテル東京大手町のハレの日フレンチ
皇居の森を臨むロケーションも魅力の「フォーシーズンズホテル東京大手町」。
4つのダイニングがあり、どこを選ぶか迷うところだが、フレンチは特別な日にという従来のイメージを払拭できる『est』でビジネスランチというのはいかがだろうか。
光が燦々(さんさん)と注ぐ天空のレストランは、アイボリーやベージュを基調にした優美なインテリア。
テーブルにクロスをかけず、仰々しいテーブルセッティングもないスタイルで、親しみやすい雰囲気に溢れている。
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住所:東京都千代田区大手町1-2-1 フォーシーズンズホテル東京大手町39F
TEL:03-6810-0655
営業時間:11:30~14:30/18:00~22:00
休業日:水曜
座席数:テーブル96席、個室3室(最大10名)
料金:昼¥6,000~、夜¥16,000~
サファイアブルーが印象的な東京エディション虎ノ門のレストラン
昨年秋、日本に初上陸したラグジュアリーライフスタイルホテル「東京エディション虎ノ門」。
クリエイティブ・ディレクターは世界中の『エディション』も手がけたイアン・シュレーガー。ニューヨークの伝説のナイトクラブ『スタジオ54』の創設者だ。
ホテル事業ではデザインに特化したブティックホテルや、ロビーソーシャライジングというスタイルを確立するなど、その手腕を発揮。
東京では、最先端のラグジュアリーをどう体現しているのか。それはロビーからシームレスにつながる『The Blue Room』を訪れれば、わかるはずだ。
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The Blue Room
住所:東京都港区虎ノ門4-1-1 東京エディション虎ノ門31F
TEL:03-5422-1600
営業時間:7:00~10:30/12:00~16:00/17:30~22:30
休業日:無休
座席数:テーブル82席、個室1室(~10名)
料金:昼¥4,000~/夜¥7,500~、¥12,900~
銀座で食すべきは、アルマーニ / リストランテによるフードロス食材のコース料理
SDGsへの意識が高いジョルジオ・アルマーニ氏の方針により、環境問題に取り組んできたアルマーニ。
今春、フードロスバンクの協力を得て、不揃いや規格外の野菜、コロナ禍の影響で出荷先を失った食材を料理に使用したコースを、銀座タワーの最上階に位置するリストランテでスタートした。
「日本人は見た目も重視するので、視覚的にも美しくメッセージ性の強い料理に仕立てました」と、シェフのカルミネ・アマランテ氏。
特徴的なのが真鯛を使ったメインディッシュ。養殖物は天然と違って時期が来ると水揚げしなければならない。
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ARMANI / RISTORANTE
住所:東京都中央区銀座5-5-4 10F
TEL:03-6274-7005
営業日:11:30~15:00/18:00~21:00
休業日:月曜
座席数:テーブル54席、個室2室(6~10名)
料金:昼¥5,500~、夜¥10,000~
南青山に色彩の旅へ。タトラスインターナショナルの会員制フレンチ
イタリア発のラグジュアリーカジュアルブランド、タトラス。「高品質で心地よい時間を過ごすこと」をライフスタイル全般でトータルに提案するべく、東京・青山に構えるコンセプトストア上階に昨年12月、会員制のフレンチレストランをオープンさせた。
店内は艶やかでシックな雰囲気。カマチ陶舗による有田焼の皿などこだわりが詰まっている。
料理長は、国内の星つきレストランや5つ星ホテルなどで経験を積んだ松石匡伯(まさのり)氏。「パー レ セゾン」という店名のとおり、“香りの遊び”、“色彩の旅の体現”をコンセプトに、スパイスや柑橘類、多彩な調理法を用いて四季折々の美味を追求する。
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Par les saisons
住所:東京都港区南青山6-5-39 IIIビル3F
TEL:03-6712-6660(完全予約制)
営業時間:18:00~20:00(最終入店)
休業日:月曜
座席数:テーブル20席
料金:コース¥16,500~