東京は昨年からラグジュアリーホテルがオープンラッシュ。美しい眺望だけでなく、インテリア、料理、サービスの最先端を体感できるファインダイニングは、仕事にも刺激を与えてくれる。
日本の旬の食材を記憶に残るひと皿に昇華
皇居の森を臨むロケーションも魅力の「フォーシーズンズホテル東京大手町」。
4つのダイニングがあり、どこを選ぶか迷うところだが、フレンチは特別な日にという従来のイメージを払拭できる『est』でビジネスランチというのはいかがだろうか。
光が燦々(さんさん)と注ぐ天空のレストランは、アイボリーやベージュを基調にした優美なインテリア。
テーブルにクロスをかけず、仰々しいテーブルセッティングもないスタイルで、親しみやすい雰囲気に溢れている。
オープンキッチンで指揮をとる料理長のギヨーム・ブラカバル氏とペストリーシェフのミケーレ・アッバテマルコ氏は、一昨年まで『キュイジーヌ[s]ミッシェル・トロワグロ』で活躍していたゴールデン・コンビ。
日本での経験も長く「繊細な日本の魚、野菜が創作意欲を掻きたててくれる」と、漁港や農家など産地を訪ねることがライフワークになっている。
皿の上に表現された料理はフレンチというイメージかもしれないが「ここにいたる自分たちの経験、感動などストーリーを味わいに託し、記憶に残る料理を目指している」と語るふたり。
限りなく進化していくボーダーレスフレンチを味わうために通いたい。
est
住所:東京都千代田区大手町1-2-1 フォーシーズンズホテル東京大手町39F
TEL:03-6810-0655
営業時間:11:30~14:30/18:00~22:00
休業日:水曜
座席数:テーブル96席、個室3室(最大10名)
料金:昼¥6,000~、夜¥16,000~
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