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2021.10.11

スマホが腕利きのソムリエに!? ゲーテ編集長が今注目の日本酒アプリを体験

世界最大級の日本酒データベースとして、全国1300件を超える蔵元や数万以上の銘柄の情報をアップしているスマートフォンアプリ「Sakenomy」。今回、日本酒好きにはたまらないこのアプリを、数多くの美酒を味わってきたゲーテ編集長・池上雄太が体感。「風味の特徴は?」や「相性のいい料理は?」など、日本酒の気になる疑問に答えてくれる便利なコンテンツは、いつもの晩酌や会食がワンランクアップする仕組みが満載だった。

ゲーテ編集長がアプリ「Sakenomy」を体験

求めていた日本酒と出合えるソムリエアプリ「Sakenomy」とは?

日本文化のひとつとして、長く受け継がれてきた日本酒。今では日本のみならず海外でも高く評価されている。しかし、数多ある銘柄の中から自分の好みに合ったものを見つけるには、時間をかけて培った知識や経験が必要だ。

そんな日本酒を知るきっかけ作りに最適なのが「Sakenomy」。累計20万以上のダウンロード数を誇る日本酒ソムリエアプリは、初心者にはもちろんのこと、多くの銘柄を味わってきた日本酒好きでも楽しめるコンテンツが充実。日本全国の日本酒の情報をいつでもどこでも調べることができる。

Sakenomyで青森県に蔵を構える西田酒造店の「田酒」を調べる池上編集長。

今回、取材で地方の蔵元を訪れることも多いというGOETHEの池上編集長が、実際にSakenomyを通した新しい日本酒の楽しみ方を体験。向かったのは元サッカー日本代表の中田英寿も寵愛するという学芸大学の居酒屋「件」。純米酒の品揃えと自家製おでんが自慢である「件」の絶品料理の数々を味わいながら、全国の珍しい日本酒に酔いしれる贅沢な時間を過ごした。

蔵元だから知っている本当の美味しさ

Sakenomyの便利な機能としては、銘柄名だけでなく蔵元や産地から検索をすることが可能。カウンターから見える青森県の西田酒造店を代表する銘柄、田酒の「特別純米酒 山廃 田酒」が気になった池上編集長。さっそく注文してアプリで検索してみる。

文字だけでなくスマホのカメラ機能を使っても銘柄を検索できる。すでに撮った写真から銘柄を探すことも可能だ。

Sakenomyでは、使用米や精米歩合などの基本データだけでなく、各銘柄の特徴や蔵元がオススメする飲み方などもわかりやすく掲載されている。「特別純米酒 山廃 田酒」が美味しく飲める温度は、キリッと冷えた「雪冷(5℃前後)」。舌先から広がるひんやりとした香味は、「飲むほどに極み(ゴクミ)が感じられる」という味わいの説明の通り、しっかりとした米の旨みを感じられる。これなら飲む前から各銘柄の個性がわかるので、飲んだことのない日本酒にも気軽に手を伸ばせそうだ。

また、蔵元がオススメする相性のいい料理は「刺身」。ということで、さっそく新鮮な刺身を注文して、そのマリアージュを試してみる。田酒のキレのある爽やかな風味と、魚介のほんのりとした甘みが相性抜群だと唸る池上編集長。鼻を抜ける豊かな香りに自然と箸が進む。

「Sakenomyを使えば、料理を作っていただいたお店の方とも、日本酒や料理のこだわりについて楽しく話すことができるので、そのお店の常連になるきっかけづくりにも良さそう。食を通したコミュニケーションツールとしても活用できると思います」と、満足げに語る。

日本酒と一緒にいただくなら白身魚と赤身魚の両方との相性を比べられる盛り合わせがオススメ。

酒の肴に悩んだら「店主のきまぐれ」を注文して、それぞれの料理と日本酒の料理の相性を食べ比べたい。

件の名物ともいえる「おでん 盛り合わせ」は、あっさりとした出汁の風味が日本酒にぴったり!

料理だけでなく酒器を変えることでも、口内に広がる香りや味わいに変化がうまれる日本酒。Sakenomyでは、ワイングラスや平盃など、蔵元が選んだ銘柄の香りや味わいに合う酒器を紹介している。同じ銘柄でも複数の酒器が紹介されているものもあるので、酒器によって変わる香味の違いを飲み比べてみるのも楽しいだろう。

各銘柄と相性のいい料理がわかる「フードペアリング」は、食べる料理のカテゴリーから合う日本酒を探すこともできる。

Sakenomyでより豊かな秋の夜長を

いくつかの銘柄を飲み比べることで、日本酒の旨みを存分に堪能した池上編集長。しかし、メニューにはまだまだ気になる日本酒が。そんな時に活用したいのが「コレクション」機能。自分が飲んだ銘柄だけでなく、“飲んでみたい銘柄”も記録できるので、次に飲む時の楽しみとして飲めなかった日本酒をメモしておける。

さらにSakenomyと連動したECサイト「Sakenomy shop」なら、日本全国の蔵元から気になる銘柄を直接購入することも可能。家庭用の冷蔵庫でも保管しやすい720ml以下のボトルを、クール便で配送しているので品質を落とすことなく自宅に到着。これなら居酒屋のみならず、自宅にいながらにして全国の珍しい日本酒を飲み比べることもできそうだ。

「名前も洒落が効いてて親しみやすいSakenomyは、日本全国の蔵元の情報だけでなく、蔵元がおすすめする地元の飲食店や宿泊施設も紹介されているので、旅のプランを考える時にも便利ですね。自分の出身である長野県の酒蔵を調べたら、知らない日本酒もラインナップされていました。空いた時間に気になる日本酒の情報を見るだけでも楽しいので、酒好きならぜひスマホに入れておきたいアプリですね」と、陶然たる面持ちで店を後にした池上編集長。

キリッとした旨みを感じられる「冷酒」はもちろんのこと、豊かな香りや深い味わいを楽しめる「熱燗」も美味しいこの季節。週末の仕事後に、まだ飲んだことのない全国各地の日本酒との出合いを楽しみながら、疲れた身体をリフレッシュする充実した“日本酒時間”を過ごしたい。

 


住所:東京都目黒区鷹番3-7-4 関口ビル1F
TEL:03-3794-6007
営業時間:17:00~L.O.24:00(日曜・祝日~L.O.23:00)
休業日:月曜
座席数:カウンター7席、テーブル16席、テラス2室
※現在、営業時間などに変更の可能性あり。

 

Sakenomyの公式ウェブサイトはこちら

Sakenomy Shop公式ウェブサイトはこちら

TEXT=坂本遼佑(ゲーテ編集部)

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