GOURMET

2021.06.28

おにく 花柳|無類の肉好きに訪れてほしい! 東京を代表する肉割烹

秋元康小山薫堂中田英寿見城徹の美食を探求する4兄弟の偏愛レストランを大公開するゲーテレストラン大賞「ゲーテイスト」が今年も開催に! ガツンと肉を喰らいたい時がある。だから旨い肉があると聞けば、どこへでも行く。なぜなら、肉力こそが圧倒的な仕事の源だから。産地、肉質、焼き方、仕上がりのすべてにこだわった究極の肉レストランを紹介する。

おにく 花柳

「シャトーブリアンの炭焼きステーキすき焼き仕立て」(料理はすべて¥24,200のコースの一例)。

中田英寿「肉尽くしなのに実に軽やか。店主の圧倒的センスが炸裂」

焼き、揚げ、煮込みなどを織り交ぜながら自由闊達に肉のコースを供する店が増えている。『おにく花柳』は店主、片柳遥氏が日本橋に店を構えて今年で15年。東京を代表する肉割烹として圧倒的な人気を誇る。

 日本酒の蔵元さんに教えていただいて、季節ごとに訪れてているのが『おにく花柳』です。肉割烹といえば関西のイメージで、京都でもたまに行きますが、僕はここが好き。料理の完成度が抜群に高いんです。

和牛ビフカツサンド

「和牛ビフカツサンド」はシャトーブリアンを贅沢に。マスタードと醤油、隠し味に味噌を加えた特製ソースと肉の旨味がマッチ。

 ヒデは全国の蔵元と交流があるから、美味しい店の情報がたくさん入ってくるでしょう。

 そうですね(笑)。地元はもちろん、東京の店に詳しい方も多いですから。

 そのなかでもヒデ的に大ヒット、だったということ。

和牛すね肉のシチュー

「和牛すね肉のシチュー」はフォンにたまり醤油と八丁味噌でコク出し。

 肉割烹って、とにかく肉がたくさん出てくるから、途中で重たくなってきてしまうことがあって。その点、片柳さんの料理は驚くほど軽やか。和牛ビフカツサンドにお凌ぎの手巻き寿司、すね肉のビーフシチュー、すき焼き風ステーキに牛タンと鮑とすっぽんの煮込みなど、だいたい9品くらい出てくるのですが、メリハリがきいていて全然食べ疲れないんです。

 肉好きから言わせてもらえば、まさにドリームランドだね。

個室

接待や特別な会食にも最適な個室は2名から利用可。

 もともと都内のホテルで修業を積んだシェフなので、引きだしが多いんです。初心忘るべからず、と作り続けているビーフシチューも絶品。人間と同じで牛にも個性があるから“銘柄”主義に走らないという考え方も好きです。基本的にいつもおまかせですが、ビフカツサンドとシチューはマストでお願いしています(笑)。

 すごくいいね。次回は僕も連れていってよ。

ーー今年のゲーテレストラン大賞「ゲーテイスト」は「秘密のレストラン」「陶酔のフレンチ&イタリアン」「美しき芸術の鮨」「職人の技に酔いしれる料理」「百花繚乱の超絶中華」「知る人ぞ知る隠れ家&穴場」「究極の肉を喰らう」がラインナップ! 完全保存版です。

 

Oniku Karyu

店主、片柳 遥氏とのコミュニケーションも楽しいカウンター席。目の前の炭台で焼かれる肉を眺めるのもまた心が弾む。

Oniku Karyu
住所:東京都中央区日本橋小舟町11-11 日本橋小舟町K1ビル1F
TEL:03-3249-7776
営業時間:17:00~23:00
休業日:日曜、祝日
座席数:14席、個室2室(~6名)
料金:コース¥24,200~
詳細はこちら

TEXT=小寺慶子

PHOTOGRAPH=長谷川 潤

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