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2021.06.23

食堂弐番|中田英寿の食堂!? 築65年の古民家を改装した六本木の和食店

秋元 康、小山薫堂、中田英寿、見城 徹の美食を探求する4兄弟の偏愛レストランを大公開するゲーテレストラン大賞「ゲーテイスト」が今年も開催に! あまり知られていなくて、プライベート感十分。喧騒とはかけ離れ、密かに感度の高い人が集まるーーそんな隠れ家や穴場は、大人たるもの一軒は行きつけに持っておきたい。本当は誰にも教えたくない内緒のお店を紹介。

食堂弐番

今年で開業15年目。1階のカウンター席はひとり客も多い。店内に静かに流れるBGMは昭和の演歌。

中田英寿「居心地抜群。僕の食堂みたいなお店。年間で一番通っています」

場所を聞いてもなかなかたどりつけない、知る人ぞ知る和食店。築65年の古民家を改装した店内では、店主の黒澤裕樹氏が作る60以上の品と全国の地酒が楽しめる。「奥さんや彼女が作る料理が一番。ウチの店は二番です」と言う黒澤氏は控えめな人柄だが、若い頃に鮨店で修業した経験を持ち、料理は粒揃い。

 ここは年間で一番よく行っているお店です。六本木ヒルズのすぐ近くの旧テレ朝通りにあるんですけど、すごくわかりにくい場所で、そのわかりにくさもいいんです。僕の食堂みたいなお店ですね。

カジキマグロのトロカツ

タルタルソースを添えた「カジキマグロのトロカツ」¥1,200。日本酒やビールのつまみにぴったり。

 いつ見つけたんですか?

 実は結構、昔から行ってるんです。昔は予約なしですぐに入れたんですが、今はだいぶ人気になって、当日だと入れないことが多いですね。

自家製ごま豆腐

まろやかなコクのある「自家製ごま豆腐」¥600。

 去年まで出さなかったのはどうしてなの? 隠し玉なの?

 もったいぶっていたわけじゃないんですけど、ウチの会社の社食にしたいぐらい好きなお店なので。料理はいわゆるザ・家庭料理。すべてアラカルトで全部美味しい。店主が秋田出身の方なので、秋田の郷土料理もあります。「カジキマグロのトロカツ」は最高、あと「ちくわの磯辺揚げ」が絶品。ここのを食べたら、よその磯辺揚げは食べられません。

特製豚しょうが焼き

「特製豚しょうが焼き」¥1,200。タレにはすりおろしたにんじんを煮詰めたものを使っているため、ほのかに甘い味わい。

 美味しそうだから行ってみたいけど、見つけにくい場所にあるんでしょう?

 初めて行くとたどりつけないですね。絶対間違えます。

ちくわの磯辺揚げ

上質なちくわに衣をつけて揚げた「ちくわの磯辺揚げ」¥600。揚げたてはふんわり柔らかく、青のりの風味が立つ。

 どうして? 看板が出てないの?

 はい。それに入口が通りに面していなくて、かなり奥まった場所にあるんです。スマホの地図を見てお店があるはずの場所に着いても、目の前にはマンションしかないんですよ。そのマンションに向かって歩いていって、突き当たる手前で左を見ると、すごく細い道の奥にお店の入口があるんです。

2階の奥の左手にある個室

2階の奥の左手にある個室。壁には蓑笠(みのかさ)が飾られ、雪国の民家の一室のよう。

 なるほど。ヒデは会食の約束がない時に行っているの?

 2階に個室があるので、会食で使う時もあります。小ぢんまりした古民家風の造りで、そんなにかしこまった個室じゃないですけど。ちなみに1階はカウンター席です。

 個室があって使いやすい家庭料理のお店って、意外に少ないからね。僕はこういうお店がもっと増えてくれたら嬉しいなと思う。

六本木のマンションの谷間の路地に潜む

六本木のマンションの谷間の路地に潜む『食堂弍番』。たどり着くのも困難な、隠れすぎの隠れ家だ。

 行きつけのなかにこういうお店が一軒あるといいよね。

ーー今年のゲーテレストラン大賞「ゲーテイスト」は「秘密のレストラン」「陶酔のフレンチ&イタリアン」「美しき芸術の鮨」「職人の技に酔いしれる料理」「百花繚乱の超絶中華」「知る人ぞ知る隠れ家&穴場」「究極の肉を喰らう」がラインナップ! 完全保存版です。

 

Shokudo Niban

レトロなソファが置かれた2階の階段前の個室。

Shokudo Niban
住所:東京都港区西麻布3-3-2
TEL:03-3401-2296
営業時間:18:00~L.O.22:30
休業日:日曜
座席数:カウンター7席、個室4室(~16名)

TEXT=小松めぐみ

PHOTOGRAPH=上田佳代子

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