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2021.06.22

秋元 康お薦め! 鮨、鍋2セット、特ロースカツ弁当、冷凍餃子のテイクアウト5選

秋元 康、小山薫堂、中田英寿、見城 徹の美食を探求する4兄弟の偏愛レストランを大公開するゲーテレストラン大賞「ゲーテイスト」が今年も開催に! 緊急事態宣言下で休業を余儀なくされるレストランが多く見られた一方で、テイクアウトやお取り寄せの動きが活発化。秋元さんが魅せられた、とっておきの店のスペシャルな品とはーー。

秋元 康のレストラン流儀

テイクアウトの醍醐味

東京などに発出された3度の緊急事態宣言。レストランにとっても“試練の時”が続くなかで、新しい動きとして注目を集めたのが、人気店のお取り寄せやテイクアウトだ。

レストランでの食事を何よりも楽しみにしていた秋元さんも「どんな時でも食を通して世の中を元気づけたい」という店やシェフに感銘を受け、テイクアウトやお取り寄せの情報を収集。そのなかで、普段とはまたひと味違う新たな“食”の楽しさを見つけることができたと話す。

「なかなか予約が取れないお鮨屋さんとか焼鳥屋さんのお弁当であったり、季節を感じられる鍋だったり、自分が食べて美味しいと思ったものは、お世話になっている方に送ったりもしました。紹介しきれなかったけれど、大好きでリピートしたお店もたくさん。『日本橋蛎殻町すぎた』のばらちらしや『été』のケーキも美しくて美味しくて、元気をもらいました。一番多くテイクアウトしたのは『東麻布天本』のちらし寿司。100食近くは作っていただいたかな。薫ちゃんが送ってくれた『下鴨茶寮』の鴨鍋やヒデお薦めの『LESS』のパネットーネもとても印象深いです」と秋元さん。

美味しいものを見つけたら、食事をともにすることができなくても、幸せな気分を分かち合いたいとハイヤーを活用して友人にテイクアウトグルメを届けたことも。

「美味しいご飯を食べて喜んでもらえたらいいなと。それも経済活動の一環です。全国の餃子を食べ比べてみようと思って、いろいろお取り寄せをしたんですが、富山の『ミッちゃん餃子』は特に美味しかった。今回、お取り寄せした餃子のなかで、間違いなくナンバー1です」

その他にも秋元さんが太鼓判を押すのが、絢爛豪華な『鮨 なんば』のまぐろ尽くしや「驚愕するほど美味しい」と絶賛する『チニャーレ エノテカ』の鴨ツミレ鍋、「野菜がたっぷり摂れて元気になる」と何回もリピートしている『kitchen』のトムヤムクン鍋に、白いとんかつでおなじみの『とんかつ成蔵』のお弁当だ。

「今回、わかったのは、普段美味しい店はテイクアウトやお取り寄せでも、ものすごく工夫をされている。そういう真心に感謝して、これからも僕なりにお店を応援していきたいです」

 

鮨 なんば/まぐろ尽くし

毎朝、豊洲で仕入れる極上のネタとのバランスを熟慮し、1度単位でシャリの温度を変えて“究極の一貫”を供する『鮨 なんば』。東京の鮨店のなかでも圧倒的に予約が取れないことでも知られるが、大将の難波英史さんが「大変な時だからこそ、鮨店にしかできないことで幸せになっていただきたい」と考案したまぐろ尽くしは、鮨好きにとっては、“夢の玉手箱”さながら。状態がいい鮪が入荷した時に、要望に応じて販売。写真の3段バージョンは、赤身の漬けや中トロの握りに、鮪を美しく敷き詰めたちらし寿司、鮪のさまざまな部位を使った巻物が桐箱に収められており、まさに贅の極み。この至極の逸品には、普段よりも米をかために炊き、酢に入れる砂糖も調整するなど、「自宅で美味しく食べてほしい」という難波さんの想いと創意が詰まっている。

Sushi Nanba

まぐろ尽くし(3段バージョン)の注文は要相談。特別感溢れる鮪の太巻き(¥25,000)のみ事前の注文で、テイクアウトが可能。東京ミッドタウン日比谷内の『鮨 なんば』の店頭で受け渡し。

Sushi Nanba
住所:東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷3F
TEL:03-6273-3334
営業時間:18:30~
休業日:月曜、第1火曜
座席数:9席
料金:おまかせ¥33,000~

 

チニャーレ エノテカ/鴨ツミレの白湯鍋セット

鴨ツミレの白湯鍋セット

“隠れ家イタリアン”として人気を集める松見坂『チニャーレ エノテカ』。東森俊二シェフが食材を厳選し、レシピを考案した「自宅で美味しく食べられる鍋」は、現在、新作の短角牛のすき焼きを販売。秋元さん絶賛の鴨ツミレの白湯鍋は、京鴨と赤鴨のツミレに旬の野菜がセットになっていて、大満足のボリューム感。“口福気分”に満たされること間違いない。

Cignale ENOTECA

鴨ツミレ、鶏出汁、野菜や葛切り、つけだれなどがセットになった鴨ツミレの白湯鍋セット(¥15,660)。時期により鍋の内容が変わり、現在は短角牛のすき焼(¥15,660)をオンラインショップで販売中。

Cignale ENOTECA
住所:東京都目黒区駒場1-5-11
TEL:非公開
営業時間:18:00~23:00
座席数:20席
休業日:不定休
料金:コース¥15,600
詳細はこちら

 

kitchen/トムヤムクン鍋セット

ヘルシーで美味しいベトナム料理店の先駆けとして知られる西麻布『kitchen』。通常営業時は生春巻きやバインセオなどをアラカルトで提供しているが、現在、不定期で販売される鍋は予約受付と同時に完売になるほどの人気。トムヤムクン鍋は「体内が浄化されるような滋味深い味」と評判だ。食材の旨味が溶けだしたスープで食べる〆のフォーは絶品!

キッチン

特製トムヤムクン鍋(¥8,500)のスープはたっぷり800ml×2袋。天使の海老やしゃぶしゃぶ用の国産豚バラ、野菜や茸、乾燥フォーが含まれる。発売時期や購入方法などの詳細はInstagram(@kitchen.nishiazabu)で。

キッチン
住所:東京都港区西麻布4-4-12 ニュー西麻布ビル2F
TEL:03-3409-5039
営業時間:18:30~L.O.21:00
休業日:土曜、日曜、月曜、祝日
座席数:17席
※現在、店舗営業は休み。オンライン販売のみ。
詳細はこちら

 

とんかつ 成蔵/特ロースかつ弁当

特ロースかつ弁当

低温でゆっくり揚げる“白いとんかつ”で一世を風靡。南阿佐ヶ谷の『とんかつ 成蔵』では、店頭受け取りのお弁当を不定期で販売している。TOKYO Xや梅山豚といった銘柄豚を使い、ある程度、時間がたっても美味しく食べてもらえるようにと試行錯誤を重ねたとんかつ弁当だ。Twitter(@Narikura_1010)にて販売時期を告知しているのでチェックしたい。

Tonkatsu Narikura

特ロースかつ弁当(¥3,980)のほか、テイクアウトメニューはシャ豚ブリアンかつ2個弁当(¥3,980)や下の写真のヒレかつ弁当(¥2,700)など、全4種。店舗の予約同様、OMAKASEにて不定期で受け付けている。

Tonkatsu Narikura
住所:東京都杉並区成田東4-33-9
TEL:03-6882-5214
営業時間:11:00~最終入店13:30、17:30~最終入店20:00(完全予約制)
休業日:不定休
座席数:14席

 

ミッちゃん餃子/自家製冷凍餃子

自家製冷凍餃子

2008年に店主が“完全無添加で作る母の味”として小さな餃子専門店をオープン。「定食で食べたい」という常連客の声にこたえて、2019年に現店舗に移転。季節や気候によって状態が異なるキャベツのカットや塩加減に気を配り、手ごねで作る餃子は、餡がパンパンになるように手包みをするのも美味しさの秘訣。未体験のジューシィさがヤミツキになる。

Micchan Gyoza

キャベツやネギ、ニラにニンニク、豚ひき肉など国産食材のみで作る自家製冷凍餃子(12個入り¥700)。冷凍保存で賞味期限は1 ヵ月後。現在の到着までの目安は2~3週間(前後する場合あり)。

Micchan Gyoza
住所:富山県富山市中田1-11-1
TEL:076-438-5330
営業時間:11:00~18:30(焼き餃子の提供時間は~17:00)
休業日:月曜、火曜、第1・3日曜
座席数:12席
詳細はこちら

 

※現在取り扱いがあるかどうかはお問い合わせください。

Illustration=黒木仁史

TEXT=小寺慶子

PHOTOGRAPH=鈴木規仁

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