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2020.01.21

冬の金沢を堪能! 風格を纏った名店『鮨 みつ川』

冬の金沢の楽しみは、風物詩「香箱ガニ」「ノドグロ」をはじめとする、冬の味覚から。金沢に行ったら、ぜひ訪れたいお店を紹介する。

【画像】鮨 みつ川

美が宿る繊細な職人技に金沢の粋を見つける

出格子が続く金沢らしい街並みを求めて、観光客がひっきりなしに訪れる「ひがし茶屋街」へ。しかし、目抜き通りから一歩小路を入ると、一転して静謐な空気がただよう。

ミシュランの一つ星を獲得している「鮨みつ川 金沢本店」も、細いクランクの角にひっそりと暖簾を掲げる。2005年に店主・光川浩司さんが開いた店で、現在は一番弟子の生田崇さんが切り盛りしている。

【画像】鮨 みつ川

生田さんは釣りの名手で、魚の目利きでもある。県内の漁師や網元から直接仕入れる魚も多い。

「みつ川の鮨の真骨頂は ‟繊細さ‟です。それを自分の握りで表現していきたい」と生田さん。たとえば、透けるほど薄くおろしたイカに大葉をあて、細く刻んだ握り。ねっとりと甘いイカに、驚かされる。

金沢の冬の味覚といえば「香箱ガニ」。ズワイガニのメスである。みつ川の冬の名物は、香箱ガニの内子(卵巣)と外子(卵)を混ぜ込んだ酢飯に、カニ身・ウニ・イクラをのせた豪華なちらし鮨。漁が解禁されている約2ヵ月間だけ楽しめる、とっておきのご馳走だ。

【画像】鮨 みつ川

左からイカ、しめ鯖、甘エビの握り。「冬の能登の鯖は脂がのっていますよ」と生田さん。

【画像】鮨 みつ川

11月7日~12月31日までの期間限定で楽しめる「香箱かにちらし」。各コースに追加できる(要予約)

【画像】鮨 みつ川

加能ガニ(ズワイガニ)のカニミソ添え。おつまみと握りのコースは¥13,000(税別)。握りのみのコースは¥10,000(税別)。

【画像】鮨 みつ川

カワハギの肝あえ。冬場は肝がおいしい。

8畳ほどの店内には、遠野檜のカウンターや、和紙を編んだ網代天井、観音下石の床石など、随所に厳選された素材が用いられており、空間自体がまるでひとつの工芸品のよう。

金沢の伝統工芸の大樋焼や、地元作家の酒器など、器にも店主の審美眼が光る。冬の食材とともに、金沢の風格を魅せてくれる。

【画像】鮨 みつ川

鮨 みつ川

住所:石川県金沢市東山1-16-2
TEL:076・253・5005 ※完全予約制
営業時間:12:00~14:00、17:30~22:00
定休日:水曜
http://sushi-mitsukawa.jp/kanazawa/

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