ジャガー・ルクルト「レベルソ」はそうやって誕生したのか。ウェブコミックでわかりやすく読める

ジャガー・ルクルトは、時計づくりという精密な世界のなかに芸術性を見いだし、異分野のクリエイターたちとの共鳴によって”クラシック”の意味そのものを進化させようとしている。そんな挑戦を展開するプログラム「メイド・オブ・メーカーズ™」は、伝統を守ることよりも、伝統を今に生かす試みだ。

「レベルソ」誕生物語をウェブコミックで表現

今回のパートナー、フィリピン出身のウェブコミックデザイナー・OLIVECOAT氏は、縦スクロールというデジタル特有の表現を使い、時間と感情の流れを自在に操るストーリーテラーである。画面上の一瞬に息を吹きこむOLIVECOAT氏はこう語る。

「ジャガー・ルクルトの時計づくりの現場を見た時に、まずその職人性ということに非常に感銘を受けました。皆さんが作業をされている時は、一瞬一瞬を集中して行っている。それは私も同じです。作品をつくる時はその一瞬が大事。そういった意味でも共通性があると思っています」

手描きの線とデジタル技術を融合させ、物語を精密に構築する姿勢は、時計づくりと同じ集中具合と緻密さが宿っている。

そんな彼女が描いたのはジャガー・ルクルトのアイコニックな時計「レベルソ」の新しい物語。リバーシブルケースという発想を、人間の「二面性」や「変化」になぞらえ、機械の枠を超えた詩的なドラマへと昇華させた。ジャガー・ルクルトが彼女に託したのは、技術と感性の融合によって生まれる”つくること”の本質。精緻な機構も、彼女の一枚のコマも、どちらも人の手と時間が刻むアートだ。ぜひウェブコミックをご覧あれ。

ウェブコミック『REVERSO』はこちら