連載「ヴィンテージウォッチ再考」の第79回は、ロレックス「デイトジャスト Ref.6604」を取り上げる。

スムースベゼル仕様の「デイトジャスト」
ロレックスのベストセラー「デイトジャスト」は1945年の誕生以来、数々の傑作を世に送りだしてきた。そのなかでもミラーダイヤルは製造数が少なく人気も高い。
バリエーションも豊富で「デイトジャスト」の一部のモデルは、ブランドの顔である“フールテッドベゼル”を装着していないモデルまである。
今回紹介するスムースベゼルの「デイトジャスト Ref.6604」がまさにそれだ。一見するとプロフェッショナルモデルと見間違うようなデザインだが、ベゼルを除くと「デイトジャスト」ならではのディテールを残している。
文字盤はアルファハンドに楔インデックス、枠ありのカレンダー表示にルーレットカレンダーなど、1950年代の個体らしい数々の意匠が。肝心要のミラーダイヤルのコンディションも上々だ。
最もレアな1950年代の「デイトジャスト」。ぜひ店頭で手に取ってみてほしい。
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