連載「ヴィンテージウォッチ再考」の第77回は、ロレックス「オイスター パーペチュアル Ref.5018」を取り上げる。

ボンベイケース&ハニカムダイヤルの美しい組み合わせ
昔からヴィンテージロレックスで根強いファンを持つ“バブルバック”とは、泡のようにふっくらしたケースを持つ時計の呼称だ。
今回紹介する1949年製の「オイスター パーペチュアル」は、独特なラグを備えたボンベイケースであることが珍しい。ボンベイケースの“バブルバック”は通常よりも1mmほど大きくなっている。
ホワイトダイヤルのデザインも非常にユニーク。
インデックスはピラミッド&楔型で、中央のみがハニカムダイヤルになっており、シルバーのリーフハンドとブルースチールの秒針がダイヤルをより一層美しく見せている。
後年の“バブルバック”であることに加えて、夜光塗料が使用されなかったことからダイヤルの保存状態も素晴らしい。
近年、再び脚光を浴びている“バブルバック”。まだレアなモデルが入手できるうちにチェックすることをオススメしたい。
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