男性にとって数少ないアクセサリーでもある腕時計。だからこそ、時計選びには個性とともに語れる“ストーリー”も腕元に纏いたい!
ノルケイン創業者とカリスマ経営者ジャン-クロード・ビバーの腕時計が繋ぐ絆
2018年に創業し、わずか1年で最初のコレクションを発表したスイスの新進時計ブランド、ノルケイン。先ごろ、同社の取締役会顧問にブランパンやウブロの再生を成功させた辣腕(らつわん)経営者、ジャン-クロード・ビバー氏が就任した。なぜ、伝説のカリスマが新進ブランドの顧問となったのか? この素朴な疑問を、新作お披露目で来日したノルケイン創業者のベン・カッファー氏に聞いた。
「ビバーさんとの出会いはおよそ2年前。彼が我々のブランドに興味を持ってくれ、スイスの機械式時計を次世代に伝えたいという思いが合致した結果、顧問に就任していただきました。でも、ビバーさんと仕事ができるなんて本当にスーパーエキサイティング。これによって新型コロナの影響を受けていた2年間が、非常にクリエイティヴな時間となりました」
ノルケインは9月、ビバー氏とともに構想してきた完全な新作モデルを発表予定だという。
「9月22日にスイスのツェルマットで新作の発表イベントを行う予定です。そこで皆さんに、ずっと開発を続けていた新作をお見せします。このモデルは新しい素材、新しい製作プロセス、新しいコンセプトから生まれたもの。ノルケインのデザインコードは踏襲していますが、あらゆる点で新しい画期的なモデルです。私自身、とてもワクワクしています」
Ben Küffer
1988年スイス生まれ。父親は時計製造工場を経営。2006年ブライトリングに入社し、ブランドマネージャーやアジア地域のセールスマネージャーなどを担当。’18年3月、ノルケインを創業し、’19年1月に最初のコレクションを発表した。
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ノルケインジャパン TEL:03-6864-3876