男性にとって数少ないアクセサリーでもある腕時計。だからこそ、時計選びには個性とともに語れる“ストーリー”も腕元に纏いたい!
“若い”からこそアグレッシブに挑戦していく
毎年刺激的な新作を発表するウブロ。2022年は特に、新しい角形ウォッチ「スクエア・バン」が大きな話題に。また、その色使いでも巧みさが増しており、CEOのリカルド・グアダルーペ氏はこう話す。
「スクエアという形をデザインに取り入れたいと、長年考えていました。ウブロはカラフルな高級時計のリーダーであると自負しています。人と同じではない時計を求めている人にとっては、いい選択肢になるでしょう」
さらにウブロでは地域戦略を積極的に仕かけており、日本限定モデルの人気も高い。
「そこに行かないと買えないというエクスクルーシブさが重要なので、ウブロでは体験も含めたブティック戦略を練っています。例えば表参道ブティックには、世界で初めて接客ロボットを導入しました。ウブロはある意味、時計を通して夢を売っている側面もありますから、ブティックではポジティブで楽しい体験をしていただきたい」
プロダクトや体験を通じて、ウブロを楽しんでもらうのだ。さらに、2022年はオンライン限定モデルも発表した。
「スイスには100年以上の歴史をもつ時計ブランドがたくさんあります。しかしウブロは、まだ創業42年の若いブランドなので、これから先の成功を収めようと考えるなら、保守的にはなれない。常に革新的で、新しいものを作っていこうという姿勢が大事です。そのためには商品はもちろんですが、新しいパートナーシップや研究開発へ投資はアグレッシブに続けますし、NFTといったデジタル分野でもリーダーでありたいです」
前例なきチャレンジを続けるウブロ。そのかじ取りをする彼に、仕事へのプレッシャーはないのだろうか?
「毎年のように『来年は何を出すのだろう』と期待されるので、裏切ってはいけないというプレッシャーはあります。しかしそれ以上に、新しい時計を作りだすという喜びのほうが大きいですね。私はずっと先の未来を見て、プロジェクトを何年もかけて進めています。ウブロの今後を、楽しみにしてください」
ウブロ TEL:03-5635-7055