美しいデザインや斬新な機構など、魅惑的な腕時計との出合いは大きなシゲキとなり、新たな考え方やアイデアを生みだすきっかけにもなるだろう。シゲキ的な高級腕時計を厳選。【特集 高級腕時計のシゲキ】
ハリー・ウィンストン/創業地に思いを馳せる芸術的なストラクチャー
ニューヨークで創設し、現在はスイスにも時計部門の拠点を持つハリー・ウィンストン。そのルーツを大切にしており、デザインにも反映。このモデルもニューヨークでよく見られる鉄骨建築を思わせる構造をダイヤルに取り入れ、構築的かつ独創的な個性を加える。
チューダー/タフさと機能性でシゲキ的な毎日を
多くの冒険家から愛されてきたチューダーらしいがっちりとしたケースは、200m防水。ここにGMT機能を持つ自社製のCal.MT5652を搭載し、世界で使える時計に。ファブリック製のストラップは肌当たりがよいので、デイリーウォッチとして楽しめる。
レゼルボワール/好奇心をシゲキするギミックとモチーフ
時計好きはクルマ好きも多いといわれるが、オーディオを好む人も少なくない。アナログな温かみという共通項に惚れるのだ。これは古いアンプのメーターをイメージした、ふたつのレトログラード表示を持つクロノグラフ。巧みなデザインと色使いが、心に染み入る。
グラスヒュッテ・オリジナル/レトロスペクティブなダイバーズウォッチ
1969年に誕生したダイバーズウォッチをアップデートさせ、レトロな味わいと現代的な機能性を両立。200m防水ながらケース素材はレッドゴールドを採用し、ケースバックもシースルー。スペック的には海にも潜れるが、都会でこそ映える時計である。