美しいデザインや斬新な機構など、魅惑的な腕時計との出合いは大きなシゲキとなり、新たな考え方やアイデアを生みだすきっかけにもなるだろう。シゲキ的な高級腕時計を厳選。【特集 高級腕時計のシゲキ】
リシャール・ミル/大海へのロマンを表現するマリンウォッチ
国際規格に準拠した300m防水ダイバーズで、潜水時に時計が正しく動いているかを確認するために、3時位置には1分間で2回転するランニングインジケーターが収まる。美しい海の色を思わせるカリビアンブルークオーツTPT®のベゼルで、時計が華やぐ。
シャネル/華やかさの裏で高度な技術トゥールビヨンが煌めく
機構を下から支えて浮遊感を演出するフライングトゥールビヨンは、なるべくパーツを軽くしたほうが動作は安定するのだが、シャネルは敢えてここに大粒のダイヤモンドをセッティング。キラッと輝く美しい時計だが、高度な技術も組みこまれている。
IWC/チームカラーを纏ったシゲキ的なコラボレーション
2013年のパートナーシップ締結以降、数多くのタイトルを獲得してきた「メルセデス・F1チーム」の初の公式チームウォッチが完成。針やインデックスにチームカラーのペトロナスグリーンを取り入れ、ケース素材はマシンにも使うチタン。暗闇でも美しく輝く。
オ-デマ ピゲ/誕生から半世紀を祝うアニバーサリーモデル
1972年に誕生し、その後のラグジュアリースポーツウォッチのトレンドを牽引することになる傑作「ロイヤル オーク」がついに50周年。といっても完成されたデザインは継承し、ロゴやケースの磨きといった細部の熟成を進めているため、魅力はさらに深まった。