
ベル&ロスが得意とする航空計器をイメージしたスクエアケースをベースにしつつ、角を丸めてモダンで都会的な雰囲気を加えた「BR 05 クロノ」。自動巻き、SSケース、縦42×横42mm。¥730,000。
まるでドラマのような誕生ストーリー
ドラマ界では「バディ(相棒)モノ」が流行しているが、時計業界においてよき相棒とともに快進撃を続けているのが、1994年にパリで生まれた「ベル&ロス」である。
創業者はこのカルロス=アントニオ・ロシロと、高校時代の同級生であるブルーノ・ベラミッシュ。
ロシロはビジネススクールを経て銀行家となり、ベラミッシュは国立デザイン工業大学を卒業。

平面はヘアラインで、斜面はポリッシュ仕上げに。¥670,000。
そしてふたりの夢であった時計ブランドを立ち上げた。
「私たちの共通のゴールは、機能がデザインを超え、厳格なミリタリースペックに合致したプロのための実用時計を作ること。ベル&ロスの時計のすべてのディテールには意味があり、機能がある。表面的なものが入る余地はいっさいないのです」
そんな哲学を色濃く反映しているのが、2020年にデビューした「BR 05 クロノ」だ。

ムーブメントの動く様子も観賞できる。
「ブランドのアイコンであるスクエアケースとブレスレットを一体化させ、コンパクトで全体が調和した時計になりました。技術的な制約があるなかで完璧なバランスのプロポーションを見つけるのが大変で、ケースサイドとプッシュボタン、ベゼルとケースバックの厚みのバランスには苦労しました。視認性と美しさのためにツーカウンター式にしましたが、最良なデザインバランスを導きだすのも大変でしたね。しかしそのおかげで完璧になった。これらすべてがBR 05 クロノを、“強靭な宝石”としているのです」
腕元を飾るモダンな相棒として、楽しみたい時計だ。

カルロス=アントニオ・ロシロ
ベルロスCEO。HEC経営大学院を経て、銀行家に。その後、友人ブルーノ・ベラミッシュの誘いを受け、時計ブランド「ベル&ロス」を立ち上げる。主に財務関連の業務を担当し、ベラミッシュ氏がデザインを担当。「リスクをとり、素早く反応し、ひと目でわかるユニークな外観を作るのが強みです」と語るように、時計作りの情熱は決して絶やさない。
問い合わせ
ベル&ロス ジャパン TEL:03-5977-7759