WATCH

2021.02.05

ベル&ロス最新作「BR 05 クロノ」はロマン溢れる強靭な宝石!

BELL & ROSS

ベル&ロスが得意とする航空計器をイメージしたスクエアケースをベースにしつつ、角を丸めてモダンで都会的な雰囲気を加えた「BR 05 クロノ」。自動巻き、SSケース、縦42×横42mm。¥730,000。

まるでドラマのような誕生ストーリー

ドラマ界では「バディ(相棒)モノ」が流行しているが、時計業界においてよき相棒とともに快進撃を続けているのが、1994年にパリで生まれた「ベル&ロス」である。

創業者はこのカルロス=アントニオ・ロシロと、高校時代の同級生であるブルーノ・ベラミッシュ。

ロシロはビジネススクールを経て銀行家となり、ベラミッシュは国立デザイン工業大学を卒業。

平面はヘアラインで、斜面はポリッシュ仕上げに。

平面はヘアラインで、斜面はポリッシュ仕上げに。¥670,000。

そしてふたりの夢であった時計ブランドを立ち上げた。

「私たちの共通のゴールは、機能がデザインを超え、厳格なミリタリースペックに合致したプロのための実用時計を作ること。ベル&ロスの時計のすべてのディテールには意味があり、機能がある。表面的なものが入る余地はいっさいないのです」

そんな哲学を色濃く反映しているのが、2020年にデビューした「BR 05 クロノ」だ。

ムーブメントの動く様子も観賞できる

ムーブメントの動く様子も観賞できる。

「ブランドのアイコンであるスクエアケースとブレスレットを一体化させ、コンパクトで全体が調和した時計になりました。技術的な制約があるなかで完璧なバランスのプロポーションを見つけるのが大変で、ケースサイドとプッシュボタン、ベゼルとケースバックの厚みのバランスには苦労しました。視認性と美しさのためにツーカウンター式にしましたが、最良なデザインバランスを導きだすのも大変でしたね。しかしそのおかげで完璧になった。これらすべてがBR 05 クロノを、“強靭な宝石”としているのです」

腕元を飾るモダンな相棒として、楽しみたい時計だ。

 

カルロス=アントニオ・ロシロ

カルロス=アントニオ・ロシロ
ベルロスCEO。HEC経営大学院を経て、銀行家に。その後、友人ブルーノ・ベラミッシュの誘いを受け、時計ブランド「ベル&ロス」を立ち上げる。主に財務関連の業務を担当し、ベラミッシュ氏がデザインを担当。「リスクをとり、素早く反応し、ひと目でわかるユニークな外観を作るのが強みです」と語るように、時計作りの情熱は決して絶やさない。

 

問い合わせ
ベル&ロス ジャパン TEL:03-5977-7759

TEXT=篠田哲生

PICK UP

STORY 連載

MAGAZINE 最新号

2025年1月号

シャンパーニュの魔力

最新号を見る

定期購読はこちら

バックナンバー一覧

MAGAZINE 最新号

2025年1月号

シャンパーニュの魔力

仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ1月号』が2024年11月25日に発売となる。今回の特集は“シャンパーニュの魔力”。日本とシャンパーニュの親和性の高さの理由に迫る。表紙は三代目 J SOUL BROTHERS。メンバー同士がお互いを撮り下ろした、貴重なビジュアルカットは必見だ。

最新号を購入する

電子版も発売中!

バックナンバー一覧

SALON MEMBER ゲーテサロン

会員登録をすると、エクスクルーシブなイベントの数々や、スペシャルなプレゼント情報へアクセスが可能に。会員の皆様に、非日常な体験ができる機会をご提供します。

SALON MEMBERになる