見城徹が悶絶。握りはもちろん、つまみも旨い『鮨 まつもと』 ゲーテイスト2018

隠れ家という言葉がある意味、安易に使われるようになった昨今。真に感度の高い人が集い、喧騒とは無縁の隠れ家はいずこに!?知る人ぞ知る鮨屋をご紹介。

誰も知らない名店の兆しを感じる新店

見城 今回鮨屋の紹介は2軒なんだけど、結構すごい店を見つけたよ。店主の松本瑞穂さんは、『銀座 久兵衛』にいて、兼坂さんと齋藤さんが『鮨かねさか』
を立ち上げた時についていったメンバーのひとり。それから韓国人と結婚して、韓国で鮨屋をやっていたんですよ。かなり流行っていたみたい。

店主・松本瑞穂氏は、韓国で江戸前鮨の正統を示し、評判を上げた実力派。温かみのある人柄も魅力。

小山 いつオープンですか?

見城 昨年6月。この店のオーナーに、東京で店をやってと頼みこまれて戻ってきた。まずね、つまみが旨いんですよ。一番最初に胃を労いたわるための濃いシジミのスープを出してくれる。それから、ネブトっていう尾道名産の小魚の唐揚げが出てくるんだけど、逗子に行くと必ず行く『カツズ』というイタリアンのヒコイワシのフリットに似た味で、すごく美味しい。そして蒸しアワビ、梅干しの茶碗蒸しと続いて。

秋元 握りを美味しく食べる加減を考えているつまみですね。

見城 そう、量もちょうどいい。でね、何が旨いかって、キスを揚げてクリームチーズと酒盗を混ぜたものをトッピングしたつまみ。ちょっとした工夫がいい。

小山 お酒が進みそう。

見城 カワハギの肝醤油も、最初は肝醤油につけて食べるじゃない。それで、最後の1枚になったら、海苔巻きにしてくれるの。

秋元 そういう気の利いた感じからいい店かどうかわかりますね。

見城 そうそう。握りも、「大トロは塩で」って。中トロは希少な血合い岸を仕入れていてね。「こんな旨いのどこで取ってるの」っ聞いたら、やっぱり『やま幸』で。兼坂の流れを感じるシャリもいいし、玉子も旨かったよ。

小山 まだあまり混んでいない?

見城 宣伝していないからね。

秋元 でも、ゲーテイストに出ちゃったら混んじゃいますね。

見城 早いうちに常連になっておくといいですよ。

Sushi Matsumoto
TEL:03-5544-8500
住所:東京都港区赤坂3-12-18第 八荒井ビル3F
営業時間:12:00~L.O.14:30/18:00~L.O.22:00
休み:日曜・祝日
席:14席 個室4名
※昼夜ともに要予約

Text=藤田実子 Photograph=原 務