ATSUSHIの復帰を経て再びEXILEが動きだす。メンバーがそれぞれに知見を深めて発揮する集合知。そして、EXILEと後輩たちが「EXILE TRIBE」の一員として巡らせてきた夢のかたち、LDHのパーパス「Circle of Dreams」に迫る。佐藤大樹編。

概念・思想
最年少メンバーの佐藤大樹は、EXILEに憧れてEXPGに入校。11年前にオーディションを受けて、EXILEに加入した。
「当時HIROさんからは、『Love, Dream, HappinessのDreamを体現する役目を担ってほしい』と言われました。EXPGの生徒からEXILEメンバーになったのは、いまだかつて僕だけなんです。今後もEXILEに入りたい人がいたとしても、最年少は僕です! 永遠の最年少として、EXILEで一番キラキラしていたいので、この特権は誰にも譲りませんから(笑)」
年上メンバーから可愛がられる末っ子ポジションを謳歌しているが、兼務するFANTASTICSではリーダーとして常に気を張っているという。
「グループを代表して発言しなければいけないですし、立ち居振る舞いも現場に応じて探り探りやっています。EXILEは何をしてもお兄さんたちが許してくれるので(笑)、本当に楽にやらせてもらっています」

一生、EXILE。無限にEXILE
EXILEで得たものを、リーダーとして次世代のFANTASTICSに継承する一方で、佐藤はFANTASTICSのライヴで場数を積んだことで、自信を持ってEXILEに合流できたと分析する。
「ATSUSHIさんが休止されている間、世界さんとFANTASTICSとして表に立ち続けたことで、『自分はEXILEです』と胸を張って言えるようになりました。もしもEXILEだけをやっていたら、おそらくこの自信はついていなかったかなと。ふたつのグループでいい経験をさせてもらってるなと思っています(笑)」
第一線で活躍し続ける年上メンバーがそばにいることも、未来予想図へのいい刺激になっているようだ。
「世界さんとも話すんですけど、AKIRAさんやケンチさんの年齢になった自分が、果たしてこんなにキレッキレに踊れるのだろうかと不安になります。でも、僕は無限にやりたいです、EXILE。今のケンチさんの年齢まであと15年あるから、EXILEの40周年を目指します。そして絶対にEXILEのリーダーになります! あ、でも最年少じゃ無理ですね(笑)」
無邪気に野望を語りつつ、もうひとつの夢を打ち明けた。
「お芝居が大好きなんです。FANTASTICSとEXILEを兼務しつつ、役者としても一人前になりたいです」
What is EXILE?
自分たちがEXILEなのに、「EXILEならやるでしょ」という合言葉に突き動かされる。EXILEは単なるグループではない。夢であり、魂であり、プライドだ。それをこのメンバーだけでなくEXILE TRIBE全員が共有している。
佐藤大樹
1995年埼玉県生まれ。EXPGでダンスを学び、2014年のオーディションに合格しEXILEに加入。世界とリーダーを兼任するFANTASTICSが2016年に結成。俳優としてドラマや映画に多数出演し、雑誌『TAIKI MAGAZINE』では編集長を務める。
Release Information
「Get-go!」 2025.9.27 on sale
デビュー記念日にリリースする通算52枚目シングルは、再会への喜びや感謝、未来への希望が込められた、爽快&キャッチーな楽曲。映像DISCには、ATSUSHI 893日ぶりのEXILEライヴステージ復活となった『EXILE LIVE TOUR 2025”WHAT IS EXILE”』 FINALの歴史的ライヴ映像を収録。