仕事に邁進するビジネスパーソンが、ふと閃きを得られる場所に毎月ホラン千秋が突撃取材! 話題のスポットを紹介する本連載「ホラン千秋の閃き空間」。今回は、MUSIC&THEATER「I’M A SHOW(アイマショウ)TOKYO,YURAKUCHO」へ。
全席が特等席。上質空間で生の音楽や舞台を楽しむ
イベントの開催制限が緩和され、だんだんと活気が戻ってきたライヴ事情。久しぶりに音楽や演劇を生の迫力で楽しみたい! そんな気持ちにぴったりな劇場が、かつて日本のエンターテインメントの聖地といわれた日劇の跡地にオープン。それがMUSIC&THEATER「I’M A SHOW(アイマショウ)TOKYO,YURAKUCHO」です。場所は、有楽町マリオンの別館7階。ちょっとした隠れ家感も。
劇場のクリエイティヴディレクターである箭内(やない)道彦氏が「上質なエンターテインメントと逢える場所」という意味でこの名をつけたとおり、エレベーターを降りればそこは、ボール型のライトが天井や壁にきらめくロビー。大人が寛げる素敵な空間が、開演前のワクワク感を高めます。

天井に設置されたLED照明は、演目によりさまざまな色や点滅を組み合わせ、迫力ある演出効果に。

2022年12月に4日間行われた金子隆博プロデュース「東京バンスキング」にはビッグバンド「スイン ギー奥田&ザ・ブルースカイオーケストラ」も出演。
約400席の劇場内は、一番後ろの席でも舞台上の演者の表情や息遣いがわかるほど、大劇場では得られない生の迫力を実感できる広さ。ライヴが始まれば、確実に演者と観客が親密な関係性を築けるような、まさに「全席が特等席」なんです。
MUSIC&THEATERの名のとおり、音楽や演劇など、多様な演目に対応する音響・照明システムを設置。天井に設置されたLED照明とともに迫力ある舞台が観られるのもこの劇場ならでは。
ビジネスパーソンも多い有楽町駅の目の前ということもあり、演目はエッジの利いたアーティストが複数出演する劇場独自の企画公演『新しい聴衆』のほか、音楽から演劇までジャンルを問わず、大人が楽しめるラインナップに。
嬉しいのは、すべての席がドリンクホルダーつきなので、お酒などを飲みながら鑑賞できること。銀座での食事の前後に、生の音楽や舞台を楽しむ大人の時間って素敵ですね。懐かしの名曲のように、「有楽町で“アイマショウ”」!

オープン前の内覧会では、ジャズピアニスト桑原あいが演奏を行うなど、多彩なラインナップ。

内覧会で演奏したジャズピアニスト桑原あいは、2023年1月に自身のライヴも「アイマショウ」で開催。
3/9(木) 藤巻亮太「THANK YOU LIVE 2023」
3/10(金)〜12(日) [新しい聴衆・三月#01]
※岸田繁、ハナレグミ他 日程によって出演者が異なります。
4/8(土) 「キミの声が聴こえる」 出演:荒井麻珠、Nagie Lane
4/27(木)〜30(日) 「TOKYO春爛漫」TENDRE、向井秀徳、青葉市子、角舘健悟(Yogee New Waves)
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大人な雰囲気のロビーは森田恭通氏がデザイン。印象的なライトには、デザイナー葛西薫氏による「I’M A SHOW」のロゴが。
シャツ ¥91,300、パンツ ¥91,300(ともにhache/CORONET TEL:03-5216-6518) イヤーカフ ¥29,700(シングル)、¥33,000(ダブル)、グリーンサファイアリング ¥418,000、シルバーリング ¥44,000(すべてHAJAR AL ASWAD TEL:03-6657-9297) シューズはスタイリスト私物

アイマショウ トウキョウ ユウラクチョウ
住所:東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン(有楽町センタービル)別館7F
TEL:03-6665-9500
座席数:398席
Chiaki Horan
1988年東京都生まれ。趣味は韓国ドラマ鑑賞。『Nスタ』(TBS系、毎週月曜~金曜15:49~19:00 ※地域により異なる)にてキャスターを務めている。