ビジネスの最前線で闘うリーダーやスペシャルな人の傍らには、仕事に活力を与え、心身を癒やす、大切な愛用品の存在がある。それらは、単なる嗜好品にとどまらず、新たなアイデアの源となり、自らを次のステージへと引き上げてくれる、最強の相棒=Buddyでもあるのだ。今回紹介するのは、アトム法律事務所代表であり、YouTuberやTikTokerとしても活躍する岡野武志氏が、常に持ち歩いているという「ソニーVLOGCAM ZV-E10」。特集「最強の相棒」
忍耐強く、健全に。数字だけを追わない
「交通事故にあったら慰謝料はどれほどもらえるのか」という役立つ知識から、「サンタクロースがやりがちな犯罪」などクスッと笑える小ネタまで、法律を解説するYouTubeチャンネル「岡野タケシ弁護士」。登録者数は100万人を突破、このチャンネルを運営するアトム法律事務所代表の岡野武志氏は、インフルエンサーとして今、日本で最も有名な弁護士となった。
「Webを見て相談に来てくださるお客さんが多いので、SNSの流れを押さえておきたいと、チャンネルを開設しました。法律を知ってもらいたいということもそうですが、関西人なので単純に笑いをとりたいなと(笑)」
昨年7月に購入したVログ用のカメラ「ソニーVLOGCAM ZV-E10」で多くの動画を撮影している。
「小さくて持ち運びに便利。臨時ニュースが入ればそれに合わせた法律解説の動画を急遽撮ることもあり、常に持ち歩いています。出張先のホテルや、タクシーの中で撮影することも」
1日2本の動画をアップし続けるため、毎朝、台本を書くことから1日が始まる。
「最初は社内で『また代表が変なことを始めた』と思われていたと思います(笑)。でも今は、動画でアピールする時代。経営者は積極的に取り入れるべき」
実は岡野氏は2015年に発足した本誌トライアスロンチーム「GLT」の初期メンバー。
「仕事もYouTube運営も長いスパンで目標に向かって進んでいくことが大事。忍耐強さはトライアスロンで鍛えられましたね。私はすべてにおいて『健全であるかどうか』を大切にしているんです。数字は大事ですが、それだけを追って動かないこと。健全でいるためには、好きなことをちゃんとやる時間をつくることが重要です」
仲間とトレーニングする健全な日々から生まれる動画を、今後もこのカメラが収める。